2017年1月31日火曜日

一人で夜読むな


このブログ、何割の方がスマートフォンで見ているのか分からねど、たまにはパソコンでも見て欲しいのである。
なぜかというに。
このブログは画面の右端(こっち→)には、最近手がけた仕事がずらっと一覧になって表示されているからだ。


ところが、スマホ用のレイアウトではこの一覧が表示されないのです(最近気づきました)。
これではまるで電脳空間に妄言妄想を垂れ流しているだけの、自称著述業者のようではないですか。
まあ、概ねそんなようなものなのだが、たまにはパソコンで見てちょうだい、お仕事もちゃんとしているから、とまるで実家の母と電話をしているような気持ちで懇願する怪奇幻想ライターなのでした。


昨日はフレイザー・リー『断頭島 ギロチン・アイランド』(竹書房文庫)を風呂で読了。
ははあ、そう来ましたか。タイトルや帯の惹句からマイケル・スレイドのような首チョンパホラーかと思いきや、意外にも抑えめな展開。ローギアと2速の間を行き来しながらじわじわと進みます。
で、予想の斜め上からボールが飛んでくるラスト!お腹のあたりでミットを構えていたら、いきなり目玉にボールが当たったみたいな(笑)。
先日鑑賞したニコラス・レフン監督の『ネオン・デーモン』とも一脈通じる方向性で、しばらく咀嚼に時間を要するところも似ていました。


最近、扶桑社ミステリーがあまりモダンホラーを出さなくなったので、竹書房文庫がこうして2010年代の英国ホラーを紹介してくれたのは嬉しい。今後にも期待したいところですね。




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