河出書房新社の勢いが止まらない。
飯野文彦『ゾンビ・アパート』、友成純一『邪し魔』でホラーファンを狂喜させたこの出版社、今度は
朝松健の伝奇時代ホラー短編集
『金閣寺の首』を出すらしい!
内容は著者の十八番である室町もの。
出版社のサイトから内容紹介文を引用しておく。
妖かしにより滅亡した足利将軍十五代を描く「ぬっへっほふ」、京の都の蠱惑に取り憑かれた一族を描いた「『西の京』戀幻戯」……国内ホラー作家の第一人者が贈る、極上の室町伝奇傑作集!
それにしても、飯野文彦、友成純一、朝松健……。
まるで河出書房新社が「異形コレクション」と化してしまったかのようではないか。
つぎに待つのは井上雅彦か、菊地秀行か!?
いったい何が起こっているか知らないが、このご時世、ハードカバーのホラーを出してくれるのは本当にありがたいことである。わたし以外にも本格ホラーに飢えている読者は潜在的にいるはずだ。この路線を継続してほしい。
さっそく
hontoで予約したぞ。同好の士は後に続くように!
0 件のコメント:
コメントを投稿