2016年3月7日月曜日

『アンと青春』刊行記念イベントに潜入!


イワイサトシ氏の『東京のたい焼き ほぼ百匹手帖』(立東舎)は、東京近郊のたい焼き屋約100店を独力で巡ってガイドした労作だ。


ビジュアル要素にあまり頼らず、あくまでテキストの質と量で各店の味と魅力を伝えようとしているスタンスがいい。頭が下がることである。
だってあーた、たい焼きの味を100通りの言葉で表現できますか?なかなかできることではないのだ。





個人的には多摩エリアを詳しく取り上げてくれているのも嬉しかったな。和菓子ガイドではやっぱり東京の東側がメインで紹介されることが多いので。


というわけで。
さっそく未知のたい焼き屋探索にゴー!
この日曜日、友人の出産祝いを探しがてら、吉祥寺に出かけてきた。


吉祥寺でたい焼きといえばハモニカ横丁の「天音」 が有名だが、この本によれば他にも2軒よさげな店があるという。 Oh、まったく知らなんだ。
この日訪れたのは、吉祥寺から井ノ頭通りを三鷹方面に10分ほど、スーパー紀ノ国屋の先を曲がったところにある「たいやき そら」。


(店内でコーヒーも飲める)


一尾ずつ焼いてくれる、いわゆる一丁焼きのお店で、かなりの薄皮系。
あんは正統派で、しっかりした甘みがある。薄皮のやつをぱくりといただくと、とろとろのやつがむにっと出てきて、ううむ、おいちい、おいちい。
自慢の一品なのか、あんこだけも販売している様子。確かにこのあんは家でも食べたい感じである。美味しいトーストを用意して、山ほど塗って食べてみたいな。







で。
そんな感じで暮らしていたら、和菓子のお仕事をいただいた。
坂木司さんのベストセラー『和菓子のアン』の続編、『アンと青春』の刊行記念イベントのレポートだ。


作品にまつわるオリジナル和菓子が発表され、著者・坂木司さんと装丁を手がけてきたデザイナーの石川絢士さんがトークを行った。
オリジナル和菓子を手がけたのは、全国の老舗和菓子店の若旦那からなる「本和菓衆(ほんわかしゅう)」。
この日のイベントで初お目見えオリジナル和菓子は、4月に1週間限定で日本橋三越に登場するリアル「みつ屋」で販売されるという。


詳細は以下の記事をどうぞ。

老舗の若旦那たちが『和菓子のアン』の世界を再現!【『アンと青春』刊行記念イベントレポート】
 
http://ddnavi.com/news/290202/



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