2013年12月15日日曜日

『ダ・ヴィンチ』1月号発売中!


久々にお仕事のご報告。
『ダ・ヴィンチ』1月号が発売中である。




〈こんげつのブックマーク〉内にて、待望の新シリーズ『書楼弔堂』を発表した京極夏彦さんにインタビュー。

明治20年代、本が三階までぎっしり積まれた燈台のような異形の古書店に、さまざまな思いを抱えた者達がやってくる。店主の弔堂主人は、彼らの悩みにぴったりの本をセレクトし、差しだす……という本好きにはたまらないこの作品。
インタビューでは京極氏の本への思い、シリーズにこめられた企みについて語っていただいている。是非ご覧いただきたい。



ほかに1月号では元旦にNHKにて時代劇ドラマとして放映が決定している宮部みゆきさんの『桜ほうさら』の紹介記事、特集〈BOOK OF THE YEAR2013〉内で書評家の杉江松恋さんへの取材記事などを担当している。

また〈『幽』怪談通信〉のコーナーでは綿矢りささんと東雅夫『幽』編集長のスペシャル感満載な対談を取材!テーマは12月末発売予定の『てのひら怪談 癸巳』 である。
ホラー好きを公言する綿矢さんが『てのひら怪談』 をどう読んだのか?なお、この対談のロングバージョンは『てのひら怪談』 の巻末に掲載予定です。





そいから。
旧聞に属するけれども『ダ・ヴィンチ』12月号

ラムちゃんが『豆腐小僧』を手にしているこの号では、京極夏彦×高橋留美子の豪華対談(4頁)を取材しました。ほとばしる妖怪愛!サブキャラ愛!お年寄り愛!うーむー。これほど熱い対談がかつてあったでありましょうか。

〈『幽』怪談通信〉のコーナーでは傑作『恋地獄』を刊行したばかりの(当時)花房観音さんにインタビューしました。
『恋地獄』は生死の境をそっとなぞるような、妖しくも官能的な筆致が魅力的。2013年の重要作ですので、未読の方は是非!
(そろそろ出るはずの『幽』 20号にも書評を書きましたので、みてね)





【おまけコーナー 今日のあんこ】

巣鴨の名店「みずの」の塩大福。
弥生美術館で松本かつぢ展を見た帰り、ちょっとバイクで寄り道して購入。
絶妙な塩加減。平たいフォルムがまた愛おしいです。口にいれた瞬間、甘さと塩味がお上品な宇宙空間を形作るというか、とにかくたいへん美味しゅうございます。
ちなみにこちらのお店は塩大福で有名ですが、豆大福も実はとっても美味しいのですね。どちらもお薦めです。






●元祖塩大福みずの
JR巣鴨駅徒歩3分。営業時間9時~18時半。不定休。
 http://www.shiodaifuku.co.jp/index.htm 


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