しとしと雨のふる5月20日。
ウェスティンホテル東京にて、第7回『幽』怪談文学賞授賞式が開催されたのでお邪魔してきました。ちょっと早めに控え室に入ると、リハーサルを終えたばかりの準大賞受賞者お二人の姿が。
というわけで(果敢に撮影許可をもとめた勝山海百合さんに便乗し)、並んだお姿を撮影させてもらいました。
このブログに人の写真が掲載されるのは、なかなかレアーな事態ではないでしょうか。いつもは書影ばかりですし。たまに人間が載ったと思ったら、鬼の超合金だったりしますし。
(左が「地蔵の背」の織江邑さん、右が「埃家」の剣先あおりさんです。お二人ともおめでとうございました!)
『地蔵の背 埃家』(織江邑、剣先あおり/著 メディアファクトリー)
さて。
授賞式後のパーティでは、顔馴染みの皆さんとご挨拶。
半分はお仕事で行ったんですが、こうして怪談文壇の方々とお会いするのはとても愉しい。歴代受賞者はもちろん、『幽』怪談実話コンテストの受賞者の方々も見えていて、たいへん賑やかな会になりました。事情を知らない方が覗くと「怪談作家ってこんなにいるんだ……」と仰天されることでしょう。いっぱいいるんです。しかも年々増えてるんです。頼もしいことではあるまいか。
で。
実は今回、お会いした何人かの方から「ブログ、見てますよ」と言われまして、ギョッとなると同時に、とてもありがたく思ったわけです。ここはネット世界のサルガッソーというか、マンモスも寄りつかないツンドラ地帯というか、そういうブログだと思っておりましたので……。
これは益々老骨に鞭うって、更新作業に励まねばならないな、と思った次第。本や仕事の情報だけでなく、美味しいラアメン屋さんでも紹介できたら良いんですけど。身辺のことを書くのが苦手ゆえ、しばしこのスタイルで御容赦ください。ただし精神状態がよければ、昔のZOIDSについて、唐突に語り出すかもしれません。明日をも知れぬ毎日であります。
授賞式の詳しいレポートは次号の『幽』に、記事を執筆する予定ですので、そちらをご覧いただけると幸いです。
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