2012年12月9日日曜日
朝宮運河の小予言
知り合いに聞いた話だが、現在ロシアでは「マヤ暦の世界終末予言」をめぐって大フィーバーが巻きおこっているらしい。テレビでも世界最後の日、あなたはどうする!?みたいな特集をよく放映しているらしく、なんというか微笑ましい。
さて。
このブログについての小予言をしておくと、近々『2012年 怪奇文壇10大ニュース』という記事を書こうと思っている。
常々思っていることだが、ホラー界隈にはその年のシーンの動向をふり返り、優れた作品・作家を顕彰する、という動きが残念ながらあまり見られないようだ。20世紀末、ぶんか社から『このホラーが怖い!』というムックが出たことがあるが、わたしの知る限り1冊で潰えたのではなかったか。こういう企画がせめてweb媒体でもあればいいのだが……。
というわけで、今年の怪奇文壇の重要トピックを、前後編にわけて紹介してゆく予定である。まあ10という数字に深い意図はないので、ひょっとしたら7大ニュースになるかもしれないし、13大ニュースになるかもしれない。
それから。
今年3月、モスクワに一週間ほど滞在した際、偶然にもニコライ・レーリヒ記念美術館を見物することができた。そのレポートも書かないといけないなあ、と思っているのだが、思っているうちに年が変わりそう。
のどに小骨が刺さったような按配なので、12月中にはなんとか書いておきたい。ニコライ・レーリヒ本人については、記事本文であらためて触れる予定。分からない人は、H・P・ラヴクラフトの作品を読み返しておいてください。
以上、外れるかもしれない人面疽の小予言であった。
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