お、三日ぶりで日記をつけられた。この間は何をしていたかといえば、原稿を二つやっていたのだった。インタビュー原稿を書き、先方確認を済ませた後、次の原稿を書いてさっきまで。うーんむ。昔は一日くらいで終わっていた仕事が、今では二日とか三日とかかかる。これが加齢というものか。若い頃は「うぉりやああああ」と全集中で終わらせていたものが、今はそこまで到達できず、ずっとローギアで走り続けている感じです。むーん。
辛気くさい話題なので変えるが、そうだ、前々から「CMの間だけ王様のブランチに怪奇コーナーを作っておれを出せ-」ということを叫んでいましたが(CMの間だけ出演するというのが、十年京都に住んでいた人間の奥ゆかしさである)まさかその投稿を見たわけじゃないだろうけど、TV方面のお仕事が入る。今はホラーブームであり、ホラーを語れる書評家の数は絶対的に少ないので、こういう仕事もわたしに回ってくるのであった。
あとはですね、このブログを読んでいる人は少ないから書いておきますと来年の夏くらいまでに書き下ろしの予定が複数、アンソロジーが今年の冬から来年にかけて出ます。あとは11月創刊の某文芸雑誌の座談会が近々、11月後半には某カルチャースクールで対談。あとは普段の仕事をこなせばいいと思っていたが、さる筋から突然50枚の原稿依頼があり、さすがに急なお話だったので締め切りを延ばしてくれるようお願いする。そんなわけで、なんだかあっという間に2025年夏になりそうだ。
今夜も書き下ろしを進めます。明後日はあれだよ、町内会の夏祭りでおれはビールとジュースを売らねばならない。「これが東京怪奇酒じゃ、へっへっへ」と琵琶湖の水でも売ってやろうかと思うが、そんなことをしては琵琶湖が悲しむからやめて、まじめに働きます。「へっへっへ」は言うと思うけど。
あとですね、最近なにか美味しいもの食べましたか?わたしはクリスピークリームの秋限定のドーナツを食べました。栗と、かぼちゃと、さつまいものやつ。どれも美味しかったです。ちょっと前まで炭水化物は取らない、甘いものはなるべく控える、みたいな生活だったんですが「よく考えたら、こんなに忙しくしてるのに甘い物を食べないっておかしくないか?」とブラック企業にいる人にありがちな思考になりまして、最近は好きなものを食べています。まあ、わたしが好きなものだから大福とか、あんドーナツとかですけども。
古書が日々とどく。乱歩編集の『宝石』を注文した。怪談特集のある号である。『宝石』は何度か怪談特集を組んでいるはずで、それをすべて買うのは大変だけど、まあ買える物は買いたい。今年から来年にかけてはホラー史的な仕事が多くなり、資料はいくらあっても足りない、って話は前回も書きましたね。たしか。
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