そんなことを思いつつ、ええと1時半に起きて仕事したのだった。エライ。さっきテレビをつけると(と唐突な話題転換)カリスマウーバー配達員みたいな人が猛暑の中働いている姿が映し出されていて、朝も早くから夜までぶっ続けで配達しつづけ、まあそのくらいだろうな、という額の報酬をもらうのを見ていると、うーんむ、他人事ではないなあと思うのだった。ライター稼業も似たようなもので、やればやっただけ、受けたら受けただけ報酬をもらえるが、一個一個の単価が決して高いわけじゃないから(10万円とかはもらえないです)とにかく数をこなすしかない。そうなると深夜にむっくり死体のように起きて仕事を始める、ということをしないといけないので、カリスマウーバー配達員さんの老後が心配になると同時に、人の振り見てゾーッと鳥肌立つのだった。大企業に就職するしかねえ。
週明けはやること山積でうーんむと思う。週末になるとどうにかなるべいと思う。この起伏を乗り越えて人は大人になるのだね。朝までテープ起こし2時間。未着手のテープがさらに2本あり、面倒といえば面倒だ。誰かやってくれないかな。2時間のテープでも起こすと3時間くらいかかるわけで、空が明るんでくる。喝。
朝食とって1時間ほど仮眠。歯医者があるので出かけねば。仮歯が入っていたところに正式な歯を詰めて、2年近くかかった治療、やっと終了。前も書いたが(3月9日の項を見よ)歯茎の奥が膿んでしまって、それを治療するのに長い時間を要したのである。最初は針みたいなもので、ちまちま患部をつついていたのだが、いくらやっても改善せず、最後はえいやっとメスで歯茎を切り裂き、めりめりと開いて中から膿んでいるところを引きずり出した。ああ、もう思い出したくない……。とはいえこの歯の治療が終わっただけで、まだいくつか悪いところはあるだろう。次回は8月。
そのまま中央線と総武線乗り継ぎ飯田橋K社。某月刊誌の校了日である。ドトールのミラノサンドAセットをお弁当に持ち込み、黙々と校了作業15時半まで。ほっ。今月も無事に終わった。10年前はこの作業が終わったら1か月は終了で、のんびりレンタルDVDでも見ていたのだが、今は昼の仕事が終わったら夜の仕事、と書くと妙に聞こえるけれど、つまり日中の作業が終わったら夕方から原稿書きや資料読みをしなければ回らない、ということでどうにも気が休まらない。
池袋経由で帰宅。子どもが自分の帰りを待ちわびており、何事ならんと思ったらアマゾンヌでおもちゃを買いたいから注文してくれ、という話だった。注文する。夕飯は豚肉と山芋の炒め、ブロッコリ、その他あれこれ。仕事あれこれやるべきだが、今日は寝てもいいかな、明日も大事な取材だしな……と思って早めに床に就いたら案の定寝た。しかしねえ、暑い寒いの話題は書きたくないけど、エアーコンなしでは到底眠られず、6月からこんな状況でどうなるんでしょうか。
これは去年、引っ越す前の仕事部屋で撮影した写真。当時は室温32℃だった。
エアーコンのない家で頼りにしていたのが卓上クーラーここひえ。今年も出してきました。
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