2018年8月4日土曜日

御仕事紹介之助


全国数人の怪老人ファンの皆さん、ごぶさたであります。
只今8月4日の午後11時30分。BGMはザ・ディランⅡのファースト『きのうの思い出に別れをつげるんだもの』(1972)であります。再生するたび心のネジがゆるむ愛聴盤。


扠。
前回の投稿からすこし経ったので、お仕事紹介をさせていただこう。
「お仕事紹介ばっかでつまんなーい」とフグのように頬を膨らませ、タコのように口をとがらせ、ネッシーのように手足をジタバタさせているお嬢さん方とは、いつか個別にお会いしたと思っている。


まずは。
『本の旅人』8月号(KADOKAWA)が書店に並んでいるはず。
こちらでは初の経済エッセイマンガ『キミのお金はどこに消えるのか』(KADOKAWA)を刊行した井上純一さんと、同書監修者で経済学者の飯田泰之さんの対談を取材・執筆した。わたしのような経済オンチにもすごく分かりやすい内容なので(対談も新刊もね)、ぜひご一読を。ベストセラー『中国嫁日記』の人気キャラ、月サンも重要な役どころで登場する。







『東京人』9月号(都市出版)も出た。
「江戸東京 妖怪探訪」と題し、同誌としてはじめて妖怪を扱っている。京極夏彦×加門七海×東雅夫の三氏による鼎談をはじめとして、江戸・妖怪の妖怪をさまざまな切り口で紹介している好特集だ。
 自分が関わっていなくても購入しただろうが、こちらの号で現在放映中のテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(6期)について、東映アニメーションの永富プロデューサーと小川孝治シリーズディレクターにインタビューさせていただいた。怖いこわいと評判の今期『鬼太郎』。その恐怖演出には作り手サイドのメッセージがこめられていた。詳しくはぜひ誌面で。

 



朝日新聞社「好書好日」上のWEB連載「朝宮運河のホラーワールド」も月3回のペースで更新中。
伊藤潤二『人間失格』(小学館)インタビュー、「変身ホラー」を5冊紹介した怪奇幻想時評に続いて、今日は大濱普美子『十四番線上のハレルヤ』(国書刊行会)に関する書評がアップされている。次回更新は、再来週末を予定。
すでに某人気ホラー作家さんにインタビューして準備を着々と進めておりますので、お楽しみに!






また。
わたしの不得要領かつおぼろげな日常を覗いてみたいという向きは、斎戒沐浴のうえツイッターをご覧ください。明日は『ズッコケ三人組』の同窓会イベントに行って参ります。これを書いている間にCDは変わり、友部正人の『にんじん』になりました。



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