2015年3月28日土曜日

【怪老人日乗】 三月某日



ところで。
このブログを読んでくれているのは、一体どんな人達なのだろうか。

①わたしと面識のある仕事関係の人達。
②わたしと面識はないがホラーや怪奇に興味のある人達。
③たまたま検索でやってきた人達。
④『ゴクミ語録』に興味がある人達。

こんなところだろう。
まあ①は分かります。②もさほど多くはないが、いるだろう。いると思いたい。怪奇幻想小説のファンを少しでも楽しませられたら、と思ってこのブログは更新されている。
③は何らかのキーワードでひっかかってしまった通りすがりの人。二度目の訪問はあったのだろうか。
そして④ですよ、問題なのは。


『ゴクミ語録』というのは、女優の後藤久美子さんが昭和62年に刊行したエッセイ集である。
この当時のベストセラーが、隠れ怪談本である、ということについては以前紹介した。

http://tocroponto.blogspot.jp/2012/08/blog-post_21.html

で、『ゴクミ語録』で検索してこの記事に飛んでくる方が、どうもいまだに多いようなのである。
もう2010年代も真ん中だというのに、みなさんがこんなにも『ゴクミ語録』の内容に興味津々というのは驚きだ。ゴクミ、超すごい。

というわけで、今日は目次ページの画像をアップしておこう。
これを見たからといって、内容が分かる……とは限らないのだが。この本に渦巻く、ゴクミ節の一端は伝わるであろう。決してダダやシュルレアリスムの詩集ではないんだよ。






それと。
怪談専門誌『幽』のスマートフォン用アプリでは、『幽』の表紙風に写真が撮れる、という機能がある。久しく使っていなかったのだが、こいつで『ゴクミ語録』を撮影してみたら、思いっきり怪談本っぽくなってしまった。
掲載しようと思ったけど、あまりに怖いので自主規制。『幽』アプリ、超こわい。


何にせよ、わざわざ訪問して記事を読んでいただけるというのは有難いことである。さしずめ「マンモスうれピー」とでもいったところであろう。(と、むりやり澁澤風)



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