2013年11月18日月曜日

怪談文芸誌『Mei (冥)』vol.3発売中!


で。
今日もお仕事のお知らせ。
怪談専門誌『Mei (冥)』第3号が絶賛発売中、であります。



今回も怪談実話連載「気味のわるい話」を載せていただきました。
例によって「限りなくあっさり味の昔風中華そば」みたいな怪談ですが、 薄味怪談がお好きな方にはきっと愉しんでいただけることと思います。


これまで恐怖体験に遭遇したことはまったくない、と公言してきたんですが、よくよく考えてみれば納得のいかない些細な思い出がいくつかあり、今回の連載ではそういう「あれはなんだったんだ?」体験を初披露しています。郷里の函館シティで体験した話が多いですね。

 
なお、作中に「夜中、本棚で勝手に動いた本」として登場する学研まんが『いる?いない?のひみつ』 は強烈なトラウマ本で、未だにちょっと開くのが怖いです。先日実家から東京に持ち帰ってきましたので、そのうち書影をアップする予定。震えて待て。


また、巻頭の京都特集では、京都怪談関連本のブックガイドも作成しました。
こちらもあわせてご覧ください。



以下余談。
今回『Mei (冥)』で特集されている京都には、10年以上住んでいたことがあって、紅葉のこの時期がくると、糺の森で枯葉と血糊まみれになってゾンビ映画を撮っていた学生時代を思い出します。

できあがった自主映画は別に公開するというアテもなく(映画研究会でもなんでもなかった)「さて、どうするべえ」と共同監督の某君と相談。
小堺一機に送ろうか、という案も浮上したんですが(何故!?)、「忙しくて観てもらえないだろう」ということになり、2人ともファンだった和風メタルバンド「人間椅子」のファンクラブ宛に送ったのでした。
若者のすることは、つくづく意味が分からないなあ、と思う秋の夜更けであります。
ファンクラブ関係者の方々、変な映画を送ってしまってゴメンなさい。

ちなみに、この共同監督の某君は、イニシャルですが今回の「気味のわるい話」にも登場しております。あ、奇跡的に話がつながった。
というわけで、『Mei (冥)』 第3号をよろしくお願いします!!




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