2011年10月4日火曜日

ダ・ヴィンチ9月号

『ダ・ヴィンチ』9月号が発売になりました! (……8月6日にね)


で、ザザザとお仕事紹介をさせていただきます。

まずは〈今月のBOOKMARK〉という著者インタビューのコーナーで
SF漫画家の星野之宣さんに取材させていただいた。
内容は現在「ビッグコミック」誌で連載中の『星を継ぐもの』について。


星野之宣さんといえばその昔、「北海道新聞」の日曜版に連載されていた
ハードSF作品『メガクロス』を愛読していたのを思い出します。
たしかそれまで連載されていたのが『千代の富士物語』という伝記漫画で、
それが終わったら突然壮大な本格宇宙SFが始まったので
われわれ北海道民は揃ってドギモを抜かれたのであった! 銀河!


『星を継ぐもの』は英国のSF作家J・P・ホーガンの長編三部作を漫画化したもの。
原作が書かれた当時と、現代とのテクノロジーの変化についてなど、
取材ではいろいろ興味深いお話をうかがうことができました。
伝奇的、ミステリー的展開をふくんだ作品ですので『宗像教授伝奇考』シリーズが
お好きな方にもお薦めしたいSF作品です。

それにしても、この取材をした頃はまだ暑かったんだよなあ。


それから、もうひとつ。
お馴染み〈『幽』怪談通信〉のコーナーでは東雅夫さんに
初の新書『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』についてインタビュー。
ブログで紹介する機会を逃していましたが、怪談入門編として
コンパクトにまとまった好著です。江戸から現代まで、
三度にわたっておとずれた怪談黄金時代を俯瞰することができる一冊。














●『ダ・ヴィンチ』9月号(メディアファクトリー/490円)














●星野之宣『星を継ぐもの』①(小学館/1300円)













●東雅夫『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』(学研新書/798円)

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