2026年11月6日金曜日

怪老人日乗:11月6日(金)

森から脳がしたたる金曜日である。あなたは覚えているだろうか……あの感動的な脳みそコンサートを……。というわけで唐突に夢の話(ほんとに唐突だ)。

今週のある日、妙な夢を見た。浅田次郎さんに呼ばれているというので、社長室のような立派な部屋に行く。そこには浅田次郎さんがどっかと大きな机の前に座っておられて、「名前と出身地は」と尋ねられたのである。で名前と函館出身である旨答えると「函館はどこかね」と言われるので、五稜郭公園のそばです、みたいな話をする。「ほほう、あのへんは私も昔よく」みたいなことを浅田次郎さんが言うので、あれ?浅田さんも函館出身なんだっけと思いながらも少し話をした。その後、おつきの人っぽい背広の男に促されるまま外に出た。何かの面接のようだったが、私は合格したのか、していないのか。もし予知夢だとしたら直木賞でもこっそりもらえるんじゃないかと思うのだが……浅田次郎さんとは一面識もないし、へんてこな夢であった。

さて昨日は朝3時にむっくりと起きて原稿書き。「怪と幽」のインタビュー原稿をせっせとまとめる。正午までにと言われているが、午前中に対談があるからあまり時間がない。9時くらいに送信。ほっ。そのまま対談の支度して外出、外は冷たい雨ざます。取材でよく使う池袋のルノアールパルコ横店。ここはいつ行っても空いていて心配になるのだが、その分取材には使いやすい。翻訳家の小島朋美さんと書店フェアのために対談。互いの出身地である北海道とホラーについて話す。北海道ってやっぱり命に直結する危機が多いですよね、という話とか。

無事終えてジュンク堂に移動。トートバッグに10冊くらい対談資料が入っているから重い。腰がちょっと治ったからといって調子に乗るなよと思いつつ、新刊あれこれと見る。大木芙沙子『叔父は肩幅が1メートルくらいあったらしい』を購入。幻想系の短編集のようだがタイトルが秀逸。1メートルって広いのか、狭いのか。コーヒー屋にこもってしばらく取材の支度。飯田橋に移動して上條一輝さんに取材。好書好日のホラー企画用。『ゴーストの継承』について前2作と絡めながらうかがう。ポートレート撮影は小雨降る東京創元社の屋上。ここにあがったのは初めてだ。終了後、上條さんとビルのエントランス部分でツーショット撮る。

へろへろと帰宅してお夕飯たべ、お風呂で『まんが道』5巻読む。有名な「おれの恋人はまんがや!」の回。くたびれきって早めに休んだ。この日のうちに書かないといけない原稿もあった気がするのだが、とても無理。宇宙人にやってもらおう。

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