2026年10月30日金曜日

怪老人日乗:10月30日(金)

なんというか、こう原稿をやっている。原稿Xと原稿Yと原稿Zを提出した、たくさん働いて本を読んで映画を観てパーティに行きまくった!みたいな充実した日記を書けたらいいのだが、そんなことはないのだった。いたって地味である。地味井平造である。

というわけで昨日も粛々と文庫解説書きの続き。うーん、時間かかるなー。たかだか10枚、ぴゃぴゃっと書けばいいのである。細かい「てにをは」であるとか「だが」か「とはいえ」かの違いなんて、気にしているのは書いている当人くらいのもので、文章が多少意味不明であっても人間はそのなかから文脈を見出してしまうものなのだ。ということはヴォルフガング・イーザーが『行為としての読書』で述べていることであるが、何よりこの怪老人日乗がですね、いつもでたらめに考えなしに書いているのになんとなく読めてしまうというのがですね、ああこりゃこりゃ、ひとつの証拠だよと。

と思うのだが、仕事となるとなかなかぺろっと書けないのである。ささやかな見栄であえろう。見栄平造であろう。誰なんだ、見栄平造。ちなみに地味井平造は実在する。検索してごらんなさい。あなたの後ろに平造が……。

明日はイベントなので今日のうちに文庫解説を書き上げたいことである。ネットもあまり見ていないしメールもDMもチェックできていないので、いろいろ不義理をしていそうな気もする。ヴォルフガング・イーザーもびっくりの不義理である。イーザーは困っても「イーサー、イーサー」と許してくれそうだが、そもそも誰なんだ、ヴォルフガング・イーザー。出てこい。洞窟から出てこい。

洞窟で思い出したが(例によって話がめちゃめちゃに飛ぶ。このブログは本当に時速60キロくらいのスピードが出ている)さっき工事現場で警備をしている人がですね、大切そうにバナナを一房、胸に抱えて歩いていた。昼飯かなあ。ペットかなあ。ペットだったら面白いなあ。バナナを飼う男。バナナの餌は何だろうか。

あべらぴゃらぴえらぷらぺらぽぴゃぺー。





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