2025年4月15日火曜日

怪老人日乗:4月15日(火)

バラクーダというのは不思議な言葉である。もともとは魚の名前だが、日本ではコミックソングの歌い手の名前としても知られ、昭和後期にはキン肉マンに出てくるロビンマスクの変名となって子供たちに知られるようになった。結局のところなんだかイメージが統一していない不思議な言葉なのである。しかしなんか好きな言葉なのだ。バラクーダ。濁音が二度入っているからかもしれない。

花束みたいな恋をした。人間みたいなワニがいた。キュウリみたいな猿がいた。猿人みたいな猫がいた。というわけで今日の日記であるが、昨日は飯田橋に出ねばならない日であって、ひさしぶりにコンタクトレンズをつけて外出。数時間作業してさっと帰る。お昼は池袋駅前のパン屋さん、タカセの固いパンのサンド。粉チーズとハムとトマトが入っているやつで、これ好きなのでよく買う。あとはあんパン。いつも粒あんパンを買うけど、たまには渋い大人の魅力を見せつけてやるかとこしあんパンを買った。うーん、どっちも美味しいから、両方買えばよかったのかもしれない。そしてほっぺに当てて走り回ればよかったのかもしれない。

帰宅して15時すぎ。そこから原稿書きひたすらやって夜まで。4つくらいを並行してやっているから今ひとつ進んだ気がしないが、まあ出口があると信じてやるしかねえ。並行作業は苦手なのであるが、じりじり進めているとあるとき、ふっと「あ、これは終わるな」と頭ひとつ抜けるものが出てきて、そうなるとそれをぐわっと集中してやる。すると一ヶ減るのである。そこまでが苦しいが仕方ない。

ところで今月は後半がいろいろ入っていて、すごく予定だらけなのだ。打ち合わせや取材やその他諸々だ。しかし原稿書きもすごくたくさんあるのだ。これ以上削れる時間はない。毎日7時間見ているドラえもんのアニメ鑑賞をやめるしかないのか。のかのか。

和尚さんが笑っていたというが、それは本当は泣いているのだという。和尚の心は昔宇宙人にいじくられたのだという。宇宙規模のいやがらせだったということだ。おそろしいですね。







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