2023年6月9日金曜日

怪老人日乗:6月9日(金)

お、みんなまめにチェックしてるね、怪老人日乗を!このブログ、アクセス数だけが見えるようになっていて、毎日どのくらいの人が訪問したかが分かるんですよ。まあ一桁ですけども、なんなら5人とか6人とかですけれども、それでも毎日この虚無のようなブログを読んでいるあなたはえらい!未来の国防を担う霊的エリートかもしれない。

さて、今日は朝からずっと原稿仕事。お昼は「マルタイラーメン」という買い置きのラーメンに水餃子を入れた。マルタイラーメン、福岡のラーメンのようである。パッケージが昔風で可愛い。「あっさり醤油スープ」というだけあって、あまり味がない気がするが、それもまた霊的でいい気がする。ごちそうさまでした。

地元で某事務所(士業)を経営する旧友とラインですこしやり取りした。営業をどうするか、新規顧客にどうリーチするかという話で、まあ規模は違えど似たような立場なので、共通する苦労だったりする。わたしはこのブログを十数年やっていて、そもそもブログを始めたのもライターとして無名だったので、何か営業になればということだったのだが、あまりにも怪奇すぎる内容にまったく新規のお仕事にはつながらなかった。

ブログを始めた当初は――いまでは信じられないが――ブログを書くのが苦痛で、一回更新したら100円貯金ができる、というルールを決めていたくらいである。しかもその100円は自分の財布から出して、貯金箱に入れるのだ。なんにも儲かっていない!喝!

やはり新しい出会いが増えたのは、ツイッターを始めて以降だろう。ツイッターは2018年春に「好書好日」でスタートした連載「ホラーワールド渉猟」の宣伝・告知のためだが、その後押しをしてくれたある人の一言があった。

某ビジネス書の作家さんに取材したことがあり、その人が「ツイッタやーフェイスブックにいない人は、自分にとって存在しないも同じです」と発言したのである。当時SNSをやっていなかった私は、内心「なんという悪い未来人的発想だろう」と憤慨したものだったが、それでも「そういう考えの人がいる」と知れたのは大きかった。ビジネス書系の世界ではそういう発想をする人が少なくないのかもしれない。

そう思って、おずおずとツイッターを始めたら、たちまち仕事が激増した……というわけでは勿論なくて、そこまで変化があるわけではない。ただお仕事の告知などを通して、存在を知ってもらうきっかけにはなっているだろう。「ツイッターを見て依頼しました」という人はまだいないのだが、補助的な営業にはなっているはずだ。

いや、なっているのか?芭蕉のフェイク俳句を詠んだり、下手すぎるイラストを載せたり、あからさまに精神不安定な感じを醸し出しているような気もするが……まあそこも含めて、「こういう人間ですよ」という宣伝にはなっていると思う。組織に属していて奇人だと単なる奇人に過ぎないが、フリーランスで奇人だとやはり奇人なのだ。あれ。書きたいことと結論がずれた。まあいいや。きちんとした人はポートフィリオをnoteに載せていたりするけど、そこまでやるマメさはない。豆は好物だけど、マメさがないのだ。




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