2023年6月1日木曜日

怪老人日乗:6月1日(木)

本日から下半期。小遊三さんのネタでいう「人間でいえば下半身」というやつである。暑いのはいやだな、夏なんてどっか行けよとぶつくさいっているうちに寒くなり、ああ冬物をクリーニングに出していなかった、と慌てることになるだろう。(追記:下半期は7月からでした)

さて10日ぶりに日記を付けます。この日記、以前は毎日更新していて、「日乗」としての役割を果たしていたのだが、最近はまた滞りがち。どうも済みませんねえ、と洞窟の奥に向かって頭を下げてみる。洞窟の奥には太古日本の原人がうごめいているらしい。

ええと近況ですが、ゴールデンウィークはずっと仕事をしており、ほぼ休みがなかった。その後もだらだらと仕事を続けてきたので、29日はかなり久しぶりに全休、30日も半休を取ることにする。で29日は当初長瀞の方にピクニックに行くつもりだったが、空は曇っており、人間がいかにも消失しそうだったので、急遽予定を変更してプールで泳ぐことにした。東京サマーランドである。

まさかド平日の朝からプールに行く人はいないだろう、と思っていたが、TOKYOシティをなめてはいけない。阿呆ほど混雑していた。君たち学校や会社はどうしたんだい。どうも何かのイベントで入場料が安い日だったらしい。とにかくわらわらと右も左も人間である。思っていた状況とだいぶ違うが、まあいいであろう。子供と水で遊んだ。

東京サマーランド、夏場のニュースで見ると「ナイトプールに若者が」的な取りあげ方をよくされるので、もっとギラギラした場所かと思っていたが、いい感じにさびれかけており、でもきちんと手は入っていて、令和の現代の向こうに昭和の残光が見えるといった趣で、とてもよかった。外の遊園地も遊具が懐かしい感じでよかった。




30日は上野の博物館で「恐竜展2023」を見る。ティラノサウルスの骨格標本2体、でかい。T-REXといえばマーク・ボランだが、現物はあんな可愛らしいものではない。あれに勝てるのは重機くらいではないか。夜は奥さまが文楽に行ったので、子供と2人で留守番しつつゲラ読み。

昨日は怪談方面の取材、今日は終日原稿書きで、明日は伝奇方面の取材。まあそんなこんなで真面目にやっておりますよ。吉原はこんなところでございました(このネタよく使うけど、伝わってるのかな)。



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