2017年11月11日土曜日

怪老人日乗:11月10日(金)



快晴。朝ご飯とって粛々と仕事。某誌インタビュー記事のゲラをチェックして戻した後、国分寺のコーヒー屋。
建設中の駅前ツインタワー、ちょっと見ぬ間にみるみる伸びて、立派な高層ビルになっている。ゾンビが出たらここに逃げ込めばいいか、と思うが果たして入れてもらえるだろうか。億ションらしいしなあ。仕事にしに来たはいいが肝心かなめのパソコンを忘れたことに気づき、原稿用紙で作業&ゲラ読みを進める。もともと当初は手書きで進めるので問題はなし。パッとしない恰好で町中に出てきたので、ひえーと消え入りたいような気持ちになる。
休憩かねて北口の七七舎にて古本。ここは以前、ら・ぶかにすとという古本屋だったところで、2年ほど前に中の人が交替。それにあわせて品揃えもぐっとこちら寄りになった。最近ではカルトな映画のDVDまで置いているし、今日行ったら浜慎二の怪奇漫画があった。表のワゴンでクリストファー・ゴールデン『闇に棲む少女』(ランダムハウス講談社)を購入。スティーヴン・キングも絶賛の「超自然サスペンスの最高峰!」ということだが、要はホラーってことでいいのかしら。超自然サスペンス、うーん、そういう言い方があったか。虚を衝かれる。


お昼ご飯をはさんで、午後は国立。星鹿教団ことスターバックスにこもって原稿進める。一橋大が近いせいか勉強している人多し。夕方までに一つ書き上げ、その場でメール。夕飯は鮭のクリームパスタ、スープ、グリーンカリフラワー他。グリーンカリフラワーはブロッコリーのようでブロッコリーでない、不思議な見た目の野菜であった。これも近所の畑のもの。わたしが住んでいるあたりは東京とはいえ畑が多いのです。
夕方、国書刊行会から荷物。予約購入している『定本夢野久作全集』3巻が届いた。先月は『新青年版黒死館殺人事件』を買ってしまったし、二か月続けて探偵小説金欠である。子供が寝た後、DVDで映画一本。半分は仕事絡み。仮眠して丑三つ時に起き、またまた仕事。屋外に出てみると夜空は澄みわたり、しかし妙な風がおどろおどろと吹きすさんでいた。


ところでこのブログのアクセスを調べてみると、函館の心霊スポットを知りたくて訪れた人が9割(どこかにリンク貼られているの?)。あとは『オフィスレディー明菜ちゃん』とか、『ゴクミ語録』『いるいないのひみつ』の画像検索で飛んできた人である。念のため謝っておこう。有益な情報がなくて済みませんね。





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