2017年9月29日金曜日

柚月裕子さんにインタビューしました。於『ダ・ヴィンチ』10月号


やや報告が遅くなりましたが。現在書店に並んでいる『ダ・ヴィンチ』10月号(KADOKAWA)にて、柚月裕子さんにインタビューさせていただきました。
新刊『盤上の向日葵』(中央公論新社)について。





同作は藤井四段の活躍や『3月のライオン』であらためて世間の注目を集めている、将棋界を題材にした、長編ミステリーです。


財界の寵児として知られた青年は、それまで築き上げてきた地位をなげうち、プロ棋士として再スタートを切ります。鬼神のような戦いぶりでめきめきと頭角を現してゆく青年。その過去には知られざる大きな秘密があった……。


信州を舞台にした情感豊かな物語性、手に汗にぎる対局シーン(駒の動きもリアル!)、壮絶な「真剣師」たちの生きざま、そして松本清張の名作『砂の器』へのオマージュと、読みどころ満載。一作ごとに新たな世界に挑み、最高新記録を更新してゆく柚月さん。
インタビュー記事では取材時のエピソードやキャラクター誕生の経緯、幼いころから親しんできたという将棋への思いについてうかがっています。本編のお供にぜひご一読を。





出てきたついでに近況でも。
今日のおやつは鎌倉紅谷の銘菓、クルミッ子。世に木の実好き(&ドライフルーツ好き)という人種が確かにいて、わたしもその一人なのであるが、クルミッ子はそんな人人にはたまらない愛らしく美味しいお菓子なのである。ほろりと崩れる焼き菓子でサンドしたクルミとキャラメル。その絶妙の食感と甘さ、ほろ苦さ。類似のお菓子はあちこちで売られていますが、ここのは包装もふくめてパーフェクトではないかと思われるのです。


鎌倉に行かなければ手に入らないかと思いきや、これは池袋に職場のある友人が見つけて買ってきてくれました。





作家の黒史郎さんから新刊『ダンジョンズ&ガールズ』(プラスマインド)をお送りいただきました。
女子高生が主人公のダンジョンもの。
わたしはゲームの世界に疎いんですが(アナログも電子も)、そこは職人黒さんのこと、グロくて、幻想的で、マニアックで、わたしのようなゲーム音痴が読んで読んでも楽しめる、詳しい人なら二倍も三倍も面白い、そんな作品に仕上がっているに違いありません。さっそく読ませていただきましょう。
この場を借りてあらためてお礼を。










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