オンライン書店より、ウィリアム・ホープ・ホジスン『〈グレン・キャリグ号〉のボート』(中野芳夫訳/アトリエサード)が届いた!
海外古典ホラーのシリーズ、〈ナイトランド叢書〉第一期はこれにて完結である。
いや、めでたい。
あらあためて第一期をふりかえってみると、叢書名の由来にもなったW・H・ホジスンの紹介に力を入れてきたこと、名のみ知られた古典的名作を初邦訳し海外ホラー史の穴を埋めたこと、一般にはほぼ無名といっていいマニアックな作品を意欲的に取り上げたこと、などの特色があげられよう。
一巻一巻、怪奇と幻想にどっぷりと浸りきることのできる、すんばらしいシリーズであった。「サイコホラー?そんなもの犬にでも食わせておけ!」とでも言わんばかりである。潔い。じつに潔い。
第二期のラインナップについては、以前こちらでもお伝えしたとおり。
ご覧のとおりこっちもすごいのだ。
もし無事完結すれば、日本ホラー史への貢献ははかりしれない。
編集スタッフ&翻訳陣の皆さん、第二期もどうぞがんばってください。
ホジスンが月9でドラマになる日まで、応援し続けます。
では並べて記念写真を、って『異次元を覗く家』だけまだ買っていないのがばれてしまうのであった。
ははは。富豪になったら買い直しますので、それまで許して。
以下、余談であるが。
子どものアンパンマンにかける情熱って、なんなんでしょうね。
スーパーのお菓子売場に行っては「アンマンマン!」、ガチャガチャコーナーを見ては「アンマンマン!」。あのセンサーにはなかば呆れつつも感心してしまう。
人に聞いても、1~4歳くらいの子はみんなそうだという。やなせたかし先生はつくづく偉大であることが分かる。
今日もわたしの仕事部屋に入ってきたかと思うと、書棚に這いのぼり「アンマンマ……」いや、これは……多分、アンパンマンではないと思う。
(ミルクマンはいかれたやつだぜ)
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