M・ナイト・シャマランの新作『ヴィジット』が気になる。
正しくいうと、このサイトを見て以来、気になってしょうがないのです。
http://eiga.com/official/thevisit/
「確かに最近のシャマランは駄目駄目です。フォローしきれない程、つまらんです。でも!今度こそ久しぶりに面白いんです!どうか信じてください!」という、半ば捨て鉢、やけっぱちのような広告手法で、読んでいて可笑しい。
こういう売り方はなかなか国内作品じゃできないよねえ。
久しぶりに劇場で見ようかなと思っています。
シャマランの顔を見ると、カレーを食べたくなるのだが、それは全然ユニークな意見じゃないのである。平凡人間現る。
以下ここ数日で買ったり、いただいたりした本を紹介する。
【今週の新着本】
高原英理『アルケミックな記憶』(アトリエサード)
昨日帰宅したら版元より届いていた。(鈴木編集長、ご恵投ありがとうございます)
高原英理氏が『トーキングヘッズ叢書』に連載していたエッセイをまとめたもの。
あくまで個人的な意見だが高原氏、ゴシック&ロリータの世界で生きるにはあまりにも正直だし、誠実なのである。つまりはよくいるいんちき野郎ではないので、そこがたいへんに好きなところだ。この連載も、書きにくいことにも触れており、連載中からドキドキして読んでいた。
まとめて読むのが愉しみである。
黒史郎『人間椅子 乱歩奇譚』(光文社文庫)
帰り道、最寄り駅の書店に寄ってびつくり。こんなものが出ていたのか。
放映中のアニメ『乱歩奇譚』のノベライズ。さぞかし面白かろう。
ブラム・ストーカー『七つ星の宝石』(アトリエサード)
hontoより届く。『吸血鬼ドラキュラ』のブラム・ストーカーが描いた、長編怪奇ロマン。古代エジプト女王が現代に復活するらしい。「ナイトランド叢書」は21世紀版「世界恐怖小説全集」ともいうべき、充実のラインナップ。応援してます。怪奇小説ファンは全巻枕元に揃えましょう。
『ナイトランド・クォータリー』vol.02(アトリエサード)
これまたhontoより届く。なんかアトリエサードの本ばかり買ってる気がするなあ。
毎度楽しみなホラー専門誌『ナイトランド・クォータリー』の2号。今回はクトゥルー神話特集、中でも冒険小説テイストの強いものを紹介しています。未知の作家多し。充実、充実。
漆原ミチ漫画、小野不由美原作『鬼談百景』(KADOKAWA)
小野不由美さんの怪談小説集『鬼談百景』を、『よるくも』の漆原ミチ氏が漫画化したもの。
原作の実話的なテイストを見事に再現していて、いやあ、これは恐いっす。読んでいると背中がさむくなるのよ。
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