2012年11月29日木曜日

【イベント】男たちの怪談百物語刊行記念 男だらけの怪談祭り!

 


『男たちの怪談百物語』は10名の男性怪談作家が、じっくり一晩かけて秘蔵の怪談を口々に語りあった、極秘百物語会の誌上ドキュメントです。
突きささるような怖さがあり、磊落な哄笑があり、怪を語り合うという楽しみがある。百物語会を記録したものとしては、これまでにも『文藝百物語』(角川ホラー文庫)、『女たちの怪談百物語』(メディアファクトリー)などの例がありますが、いずれも怖さの質は微妙に異なっています。ご自分の「怪談のツボ」を知るうえでも、この三冊を読み比べてみるのも面白いのではないかしら、と思ったりもいたします。

さてさて。
本書の刊行を記念いたしまして、今週末、東京お台場のライブハウス「東京カルチャーカルチャー」にてイベントが開催されます。


2012 12 01 [Sat]
怪談専門誌『幽』プレゼンツ
『男たちの怪談百物語』刊行記念 男だらけの怪談祭り!


Open 17:00 Start 18:00 End 20:30 (予定)
前売チャージ券/¥2500 (その他飲食代は別途、しょんぼりお土産あり♪)
当日チャージ/¥3000



詳細は東京カルチャーカルチャーのサイトを参照(→こちら


日本各地に在住の10名のうち、なんと9名もが参加するという、「君たちは一体どこまで怪談が好きなんだい」、という感じの豪華メンバーです。いや、本当に好きなんですよ。
わたしはこの本の取材&執筆をした関係で、現場にも立ちあっていたんですが、もうね、飽くことを知らないというのはああいうのを言うんでしょうね。夜中の3時でも4時でも、目が爛爛としてるから。結局、夜の9時半頃から始まって、朝の6時過ぎまでずっとやってたんですが、誰一人「もうやめましょうや」「適当なところで切り上げて、歯磨いて寝ましょうよ」なんてことを言う人はいなかったですからね。(私が10人集まったら、言っていたでしょう)

次から次と、ネタが出てくる。しかも、「ああ、ものすごく面白いのに、絶対文字には起こせない…」と思わず頭を抱えてしまうようなネタも、当日は幾つもあったのですね。座談ならではの暴走というか、怪談がまた別の怪談の呼び水になるという、ある種のインフレーションが起こって、もっと怖いネタ、もっと危ない話がどんどん出てくる。百物語の神髄を覗いたような気がいたしました。

当日もおそらくたっぷりと怪談を聴かせてくれるのでしょう。楽しみなことであります。このメンバーが揃ってイベントに出演する機会は、今後そうそうないかも。怪談史に残るであろうカオスな一夜の目撃者となりましょう。ふふふのふ。

ちなみに「しょんぼりお土産あり♪」が気になりますが、『幽』編集部のR氏によればこの写真のようなアイテムがもらえるとのこと。




お分かりですか?京極夏彦氏の新刊『眩談』の販促グッズですな。一部書店では配布されるようですが、欲しい方はここで確実に入手するのが宜しいでしょう。なお、「ぺらぺらさん」は同書所収の「シリミズさん」に登場するあいつ。著者自筆イラストをもとに、独特の情けなさを忠実に再現!


というわけで。
迷うくらいなら来たほうがいいんじゃなくって?というイベントのお誘いでした。
ステージ上は男だらけですが、もちろん男女問わず入場可能です。



 

 
 



 
 
 




 
 
 
 
 


0 件のコメント:

コメントを投稿