今日は関東地方大雨で、早々に休校を決めた区もあるという。……のだが今のところ降っていませんね。昨日の晩はそれなりに降っていたようだが、今はお日様が差している。差しまくっている。差されまくったみみずが、「たすけてくれ-」と言っている。それを見ていたカラスが「みみずが困っているぞ、助けてあげよう」と言っている。そんな朝なのであるが、わたしは今朝も運動をする。このところ1日1時間は運動していてえらい。恥ずかしくないようにあらかじめ言っておくと、私は三日坊主の生まれ変わりだから、この習慣もぜったい続かない。それなりに痩せて効果が感じられたら、すぐにやめるだろう。そういうものなのだ……。
んで。昨日はですね、そんなわけで運動をしたりしつつ、次で休刊するダ・ヴィンチの原稿書く。いよいよ最後のインタビュー記事である。多くの人に取材してきたが、最終回は澤村伊智さんとなった。若干スケジュール的に厳しかったのだが(取材日は別の取材が入っていて、はしごとなった)それでも最後が澤村さんなら受けるしかない。と思って新作についてお話をうかがってきたのである。ダ・ヴィンチという雑誌、怪談&ホラーの普及に大きな貢献があったのは、『日本ホラー小説史』にもすこし記したとおりだが、創刊から現在まで折に触れてホラー特集を組んでおり、私のようなライターが同誌に関わる機会が多かったのも、ダ・ヴィンチ編集部がホラーフレンドリーだったからである。今後こうした雑誌は出てくるのだろうか。ホラーとうのはいまだにきわもの、季節ものの感じがあり、小説誌で特集が組まれるにしても夏場の一度きりである。それを変えてくれるような、カジュアルに、べろべろと電柱を舐めるかのように、ホラーの特集を組んでくれる大手メディアが現れたらいいのだが……。
ということを考えながら、いや、それは今考えたんだけど、そういうことを考えながら、原稿を書いていたのである。合間に上條一輝さんの『ゴーストの継承』プルーフを読む。これまでの話を思いっきり踏まえた正面突破の完結編だ。6割方まで読んで、続きは明日。面白いぞ。
昨日は終日雨で、それでもあっちこっち出歩いていた気がする。といってもコーヒー豆を買いにいくとか、最寄りのスーパーに行くとかだけれども。中央線沿いに住んでいた時は、これに古本屋に行くとかが加わったんだけど、今の最寄り駅はブックオフを含めて古書店がない。それでも新刊書店があるだけいいのだろう。大事にしよう。
週末で『ドールハウス』観る。とても評判のいい映画で期待していたが、私にはどうにもいろいろ雑に思えた。『ウォーターボーイズ』の監督だし人間ドラマの部分がしっかりしているのだろうと思っていたのだけど、むしろそっち方面が雑でびっくり。じゃあホラーとしてがんばっているのかといえば、非ホラーの監督としてはがんばっているのかもしれないが、ジャンル映画的には既視感の多い映像だし、後半、人形師の娘の怨霊が取り憑いた生き人形、という来歴が明らかになった後も、人形ホラーとして大いにありきたりの展開となり、子どもの書いた首つりの不気味な絵とか、これまで100回くらいホラー映画で観たことのあるビジュアルだし、お炊き上げの僧侶が死ぬとか、「これはうちでは扱えない」と言われるとか、そのあたりも手垢がついた感じ。後半出てくる霊能者(会社員的な風貌だけど、実は凄腕の神主)が出てくるものの、足にクギが刺さってあっさり退場するとか、うまく要素を生かせていないのも気になる。あのバッドエンドもサプライズというより無理やりでしょう。無理してジャンルホラー感を出さず、子を亡くした母親の喪失感とか、そっちに重きを置いたらよかったのではないか。登場人物の感情曲線がぐじゃぐじゃで、全体にちぐはぐさが目立つ映画である(好きな人がいたらごめんなさい)。長澤まさみはとってもきれいでした。
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