おっほっほ。こんにちは、9月3日の怪老人日乗です。先週は北海道函館シティに帰省しておりました。わたしが8歳まで育った函館市柏木町というのは某造園会社が広大な土地を所有していて、そこに住宅地が建っていたため、奇跡的に40年も再開発されず砂利道が残っている、というタイムカプセルみたいなエリアだったのですが、今回の帰省でそのあたり一帯、更地になっていることが判明。こんなことなら一度見に行っておくのだった。
今回の帰省ではレンタカーでニセコの方までドライブ、山の中のホテルに一泊してきた。ニセコというのはスキー場で有名なところで、冬場は外国人観光客でいっぱいだというけれども、夏場にスキーをやる頓珍漢はおらず、比較的空いておりました。あらためて思ったが北海道は道が広い!どこまでもまっすぐの道が続いており、うわー、アメリカだー、と思いました。
函館シティというのは北海道でも南の端で、しかも漁業・海運・造船の街ですから、いわゆる牧草地とかあんまり見たことがないんですよね。今回の旅行であらためてTHE北海道な景色を堪能して、こういうのがみんなが想像する北海道だよなあ、と思いました。しかしこれだけ雄大な景色の中から、京極夏彦さんのような日本文化の粋みたいな人が出てきたのはどういうことなんだろうか。
お休みの間に携帯を落として、画面がバッキバキになったこともあり、最近はあまり携帯の電源を入れていません。メールとかSNSは空いた時間にPCでチェックしていますが、基本的にはオフラインな感じ。まあ急ぎの連絡もそうあるわけでもないし、この方が気持ちが落ち着いていいです。昔つけていたノートを引っ張り出してきて、日記を書いたり、仕事のメモを取ったりしている。最終的には手書きが一番いいんではないか、という気持ちになっているのだよ。
お仕事告知の介。『怪と幽』vol.17に原稿を書いています。稲川淳二さんのインタビュー記事、背筋さん『穢れた聖地巡礼について』新刊インタビュー、いつもの書評。『視禍 ホラークリエイターズファイル』(玄光社)に文章を寄せました。ホラーとアートについてのエッセイ。わたしの超ファンの人は逆立ちしながら読んでみてください。そうでもない人は立ち読みしてみてください(買ってから)。
11月に出るはずの新しい本のゲラが届きました。こっちの作業も進めつつ、書き下ろしAと書き下ろしBも進めつつ、側転もして、超能力学園にも通う。
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