晴れたり曇ったりの妙な天気。季節をさす針が夏と冬の間をグラグラしている。朝食とった後、ゆるゆると仕事。ここでゆるゆるせずに本気を出しておけば、ウィークデイが少し楽なのだろうが、日曜の朝から必死にはなれない。その程度の人間なのです。
ツイッターで折々告知することもあって、このブログ少しずつではあるが読者が増えてきた。しかしたまに「なんでこの記事が?」という読まれ方をすることもあって、今日は2014年9月の日記のアクセスが急増。ベルギーの暗黒都市ブリューゼル陰謀論を紹介した8年前の記事である。
どこかで言及されたのかもしれないが、リンク元をたどれないので(アクセス数が分かるのみ)結局はよく分からず。ちなみにネット界の極北ともいうべきわがブログにおいて、公開以来よく読まれているのは、函館の心霊スポットを紹介した回と、後藤久美子の『ゴクミ語録』を取り上げた回。次点で朝倉三心『私は性霊に犯された!』の詳細なレビューである。それもどうかと思うが、まあ私のブログらしいとえばいえる。
さて。正午前に子どもを野球稽古のグラウンドまで送り、奥さまとすこし外出。子どもの工作で必要なものがあるので市内あちこちの店をめぐる。ついでにコーヒー豆を買い足し、韓国の即席ラーメンを買って帰宅。お昼はそのラーメンで、スープがインキを垂らしたように真っ赤。辛いはずだよおっかさん、と唸りながら食べる。美味しかったです。
昨日今日と代官山蔦屋などでSFカーニバルというイベントが開催された模様。SF関係者、古書関係者が多数参集したようだけれども、SF方面にはあまり知人もないし、仕事もあるので出かけず。これは芦花公園さんがツイッターに書かれていたことだが、ホラーカーニバルもあればいいのにね。オンラインや小規模なトークイベントから始めて、少しずつ広げていけばまんざら夢でもないだろう。
午後は基本的に部屋にこもって仕事。某下読み進める。夕飯は竹の子と椎茸の煮物、鯖の焼いたの、茄子の炒めたの、なめたけの味噌汁、その他。竹の子は外出時、畑の無人販売所で購入したもの。ものすごく立派な竹の子で、ちょっとした幼児くらいのサイズがある。これで500円は安い。でかすぎてひとつの鍋ではあく抜きできず、大鍋ふたつで煮た。
お風呂で都筑道夫『怪奇小説という題名の怪奇小説』再読。ずいぶん前に読んで以来ですっかり内容を忘れているけど、こんな話だったっけ。冒頭からスタインベックの短編「蛇」がまるごと引用されたりして、メタメタのメタな話。恐怖小説論であり、恐怖小説でもあるというあたり、澤村伊智『怖ガラセ屋サン』の先駆のような小説である。
日課のヨガをやった後、って唐突に新情報が出てきたけど、私はヨガをやっているんですよ。座業で血行が悪くなりがちなので、YouTuberマリコ先生指導のもと、体をぐにゃぐにゃのタコにすべく修行に励んでいるのである。そのヨガを30分やった後、配信で映画観てまた下読みの続き。週末で原稿あれこれ進めるつもりだったが、ほぼ下読みで暮れてしまった。
しかしねえ、こう書いていても地味な週末である。自由業なのだしもっと華やかなことはないのだろうか。合掌。
それと前から気になっていたけど、この河童みたいなやつは誰なんだ。
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