2016年9月6日火曜日

サイレンの村


 
『稲川淳二 恐怖の現場 最終章 Part2 終わりの始まり1』を観ながら、このブログを書いています。
いや~今回もスゴいな、この作品。


宮古島の心霊スポットに訪れているんですけど、ロケの日が折悪しく嵐だったみたいで。
稲川さんが怪談を語っている間、ずーっと「ゴーッ、グオーッ、ボーッ」と暴風雨の音がしてるんですよ。ときどき怪談が聞こえなくなって、稲川さんのコワい顔だけが……。
いつにも増してカオス!
つくづく過酷なロケだよなあ、このシリーズ。ほんとに終わってしまうのかしらん。


さて。
8月前半、ちょっと地元の函館に帰省してまして、町内会の盆踊りを覗きに行ったんです。
すると、曲順が張り出されておりまして。





 
1~3はまあ定番なのです。
夏になるとどこからともなく、「とってもいいんでないかい~」と「サイレンの村」(伊藤潤二)ばりに聞こえてくるのは、早朝のイカ販売トラックのだみ声と並んで、函館市民あるあるです。


5の「いか踊り」は小学校高学年くらいの時に、突如あらわれた新曲。
当時、体育の授業でさんざん練習させられて、「ああ、好きな子に『イカポッポ』のポーズを見られてしまう…」と恥じらったものでした。
バックトラックはギターソロがギンギラした80年代な打ち込みで、あらためて聴くとなかなか燃えます。


で。
問題は4ですよ、4。
別にBBクイーンズと函館シティはなんの縁もゆかりもないんですよ。
そもそも音頭じゃないじゃん、あの曲。
テレビで流れてる曲がいいなら、「オバQ音頭」とか「アラレちゃん音頭」とか、いろいろあるじゃないですか。子どもがもっと好きなのが。
しかしなぜに「ポンポコリン」?


おそらく何も考えていないのでしょうな。
だから、和太鼓のおじいさんも混乱しまくって、おどろおどろしい日野日出志みたいなリズムを打ち鳴らしていましたし、踊っているおばあさんたちも「これ、どうやって踊んだべが?」という曖昧な表情を浮かべて、手をヒラヒラ揺らめかせておりました。


来年は1、2、3、5のくり返しでいいと思います。
どうしても5曲にしたけりゃ「アラレちゃん音頭」!
函館の人はこのブログ、絶対読んでないでしょうが……読んでたらよろしく!


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