2014年1月7日火曜日

2014年 明けたらおどろいた!!


恭賀新年。
今年も当ブログ、並びに不肖朝宮をよろしくお願いいたします。

 タイトルは新年早々『死んだらおどろいた!!』のパロディなわけですが、さてこのタイトル、21世紀初頭の現在、何人がわかるかな?
いまにして思うと、わたしの小学6年の担任教師というのはちょっとヘンでして、学級文庫には丹波哲郎の『大霊界』シリーズがずらっと並んでおり、「先生は以前バラバラ死体を発見したことがあります」「トラックが大事故を起こして、首がスパッと切れているところも見ました」と自慢げに話してくれるような人物であった。別に再会したくはないですが、なんだか気になります。


さて。
そんなことはさておき。
2014年最初のお仕事の紹介です。

『ダ・ヴィンチ』2月号が絶賛発売中。





新刊インタビューコーナー「こんげつのブックマーク」内にて、『雪月花黙示録』を刊行したばかりの恩田陸さんに取材させていただきました。
『雪月花黙示録』は恩田さんが愛してやまない70年代の学園マンガ、青春ドラマ、SF、ラブコメなどへのオマージュをたっぷり詰めこんだ、豪華絢爛な近未来エンターテインメント小説!

日本古来の価値観を守りつづける鎖国状態のエリア「ミヤコ」内部で巻きおこる、謎めいた事件の数々。その背後にあるものとは?
チャンバラあり、ロボットあり、SF的モンスターあり。学ランの美少年、和装の美少女もずらりと勢揃いし(しかも強い!)、70年代サブカルチャーの様式美をきっちりと再現しながら、祝祭性の高い世界をつくりあげています。




とにかく「面白い」と「恰好いい」が満載。新春の読書にぴったりの作品です。
インタビューではその誕生の経緯について、語っていただきました。

なお、『雪月花黙示録』のブックデザインは三谷幸喜やタランティーノの作品を手がけた映画美術監督・種田陽平氏が担当。カラフルでスタイリッシュな色遣いが、作品の世界観にぴったりマッチしていますね。


また『ダ・ヴィンチ』2月号には、高橋洋介さんと押切蓮介さんの対談も掲載されています。
ホラー漫画ファンは要チェックのこと。



【おまけコーナー 今日のあんこ】

さて。
年頭一発目のあんこであります!
これ以外にもお汁粉、大判焼きなど日常的にあれこれ食べているんですが、写真が残っているのはこれだけ。
京都の老舗和菓子店「鶴屋吉信」のもなか「京べに」です。




このもなかは、缶詰に入っているあんこを二枚のもなか種にはさんで、自分で完成させるというメカニズムになっております。工作をしているようでちょっと楽しい。
薄皮のもなか種が、お上品な歯ごたえで美味しうございました。
口紅の容器をかたどったもなか種というのも、いかにも京都風な趣きがあって素敵。思わず「ええやんか」と北海道訛りで呟いてしまうのであった。




東急百貨店の初売りの景品としてもらったんですが、あんこ関係がもらえると分かっていたらもっと買ったのにな。今年も後ろ指をさされるくらい、あんこを食べますよ。呵々々の呵。


●京菓匠 鶴屋吉信
http://www.turuya.co.jp/index.html



0 件のコメント:

コメントを投稿