2026年3月18日水曜日

怪老人日乗:3月18日(水)

その心は!?知りません。というわけで今日も日記がスタートした。この日記は本当に美味しい。美味しい日記だ。美味しくて脳が溶ける。脳溶日記だ。さて、文藝とは何であるか。それはアイスの蓋をべろべろを舐めている猫人間のことではないでしょうか。けっけっけ。

今日も4時起き。昨日もそうだったっけ。原稿4つ渋滞で吐きそうになっていたが(歯を食いしばるから耳の奥がキーンとしてくる)なんとか今日の昼前に難産だった文庫解説が完成。ほっとする。あと大急ぎのものは書評が1本。その他にもいろいろあるけれども、まあそこは徐々にやっていこう。明日はラジオ出演もあるので、そっちの台本も考えないといけない。ビリー・スーパー・デューパーだ。意味不明だけど、スーパー・デューパーなのだ。

ええともうちょっと面白い日記を書くぞ。うちにはボードゲームがいくつかあるんですけど、その中には子供の頃に買ってもらったボードゲームも混ざっているんですよ。『ウルトラザウルスがどーのこーの』っていうゾイドのやつ。これが面白いのかそうでないのか分からないのですが、いろんなゾイドと戦えるから楽しいんですね。少し前にやったけど、やっぱり面白いのかどうなのか分からないなりに面白く、私は物持ちがよくてよかったなあと思いました。

私はですね、テレビゲームの思い出ってほぼないのです。子供の時になんとなく買ってもらえない雰囲気で(まだゲームはよくないと一部で言われていた時代)まあ頑張ってねだれば買ってもらえたのかもしれないけど、そこまで親と交渉するような気力もなくて、唯々諾々とそれを受け入れつつ代わりに本を読んだり、ゾイドで遊んだりしていたのである。『ドラゴンクエスト』も一回もやったことがなくて(友だちのうちでは見てた)代わりにやったのが角川から出ていたゲームブックのドラクエである(今調べたら角川じゃなくて双葉文庫だった)。スライムなんかと戦った気がするが、それも面白いのかどうか微妙な本で、私の中では曖昧な思い出なのであった。

曖昧な思い出ばかりが多い人生である。



2026年3月17日火曜日

怪老人日乗:3月17日(火)

うおー、借金人生。いやお金を借りているわけじゃないのですよ。いろんな締め切りが一気にやってきて、背中のあたりでじーっとみんなが見ている感じ。このプレッシャーに耐えられるかどうかでフリーランスの人生は決まるのだが(ということは『まんが道』にも描いてありましたね)まあ私はですね、「やべえやべえ」と焦って必死にがんばりつつ、常にエヘラエヘラとした人間でもありますので、この二面性でなんとか乗り切っております。

いい加減解説をアップして、次のやつをやりたい。まあ午後には終わるであろ。終わったらあちこちにメールを返信しますので、少々お待ちを。やっぱり何でも溜めるとよくないなあ。溜めていいのはボンボンドロップシールだけだなあ。ボーンボーン盆。

昨日もそんな感じだったのだっけ。ああそうそう、パソコンがそろそろ危うい感じになってきたので新しいのを検索する。ThinkPad、オフィスを入れると20万近くになっちゃうのかー。大昔のパソコン価格だなあ。2000年頃はそのくらいの値段だったような気もするが、その後いろいろあって値段が下がったのだけど、今はまた上がっているのだねえ。もう下がらないという説もあるし、買わないといけないか。うーんむ。

で昨日ね。夜まで原稿書き、なんだか下書きが終わったところで、飯田橋の某月刊誌編集部へ。その日に戻さないといけないゲラがあって20時半から10時までやる。夜に仕事に行くと世間的にはびっくりされるのだが、日中は原稿に集中したいし、夜の方が電車も編集部も空いているから、結局はこの時間に出るのがいいのである。帰宅してお風呂、徹夜するつもりであったが疲れて寝る。で今日になって原稿。ドラマ『ばけばけ』は真面目に見ているが、そろそろ最終回も近し。仕事はあれこれを15分ずつローテーションでやる。ラジオ出演も台本も埋めないといけない。それは明後日。まあ好きなホラーで生活できているんだから、我が儘をいったらバチが当たるであろう。

2026年3月16日月曜日

怪老人日乗:3月16日(月)邪神忌2026

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。バブーバブー。

ええとですね、昨日はイベント出演。っていうかさあ(いきなり話がずれる)先週は土日に原稿2つ、月曜に1つ、水曜に1つやって、週末にもう1つあげたけど、それっきりである。ええと合計すると5つか。うーん、もっとがんばれるはずだったのだが、こんなものなのかなあ。お待たせしてそうな書評や解説が4つくらいあって、あとはアンソロジー方面の対応もあり、月末までにはブックライティングの締め切りもあるので、なかなかどうして今日は真面目にやらないといけません。1個か2個は書き上げたい。




さて昨日はイベント登壇、お招きいただいて邪神忌2026。ラヴクラフトの忌日に毎年開催されているイベントで、朱鷺田祐介さんと森瀬繚さんがレギュラーで、その都度ゲストが呼ばれるという形。そこにゲストで今年は呼んでいただいたのである。日本ホラー小説とクトゥルー神話の関係がテーマ。私はラヴクラフトはすごく好きだが、クトゥルー神話全般にはそこまで思い入れがなく(一通り読んではいます。TEDクラインが好き)、ましてTRPGのことなんてまったく知らないので、行っていいのかしらと心配もありましたが、いざお邪魔してみたらとても楽しいイベントでありました。

まずは朝4時に起きて原稿1本仕上げ。順番を繰り上げて早く送ってほしいと言われた対談原稿を特急で仕上げる。特急値段にしたいくらいだが、まあどうせこの数日で書かなければいかなかったのでよしとする。それが終わってイベント準備。大量に用意した本をトートバッグに詰める。本の現物がないと話が始まらない、というのは打ち合わせでもイベントでも同じで、その方が分かりやすいしいいと思うのですね。このスタイルは東雅夫さんの影響があると思う(東さんもよく本現物を持参されている)。

Tシャツは去年の角川ホラーカーニバルで買った貞子柄。クトゥルーのシャツでもないかと思ったがそんなものはなくて、まあ立場的に日本ホラーのシャツの方がいいだろうと思った次第。バスに乗って阿佐ヶ谷まで。西武線から中央線はバスに乗っちゃうのがアクセスいいのです。阿佐ヶ谷について11時にお昼。まだ時間あったのでコーヒー屋でチョコクロ食べて休憩していたら、先日藤沢のイベントにも来てくださった方にばったり。ホラー好きで今日も参加してくれたという。また後ほどとご挨拶してロフトAへ。ロフトはあちこちお邪魔しているが阿佐ヶ谷は初。新宿より若干小さくて、横浜のネイキッドと同じくらいかな。バーみたいなカウンターもあっていい雰囲気でした。楽屋の壁にはゆでたまご等、いろんな人のサインが。

しばし待っていると森瀬さん、朱鷺田さん登場。森瀬さんとは数年前の取材でお会いして以来、朱鷺田さんとはXでは繋がっているが直のコンタクトは初である。簡単に今日の流れをざっと話し合い、あとは12時半までのんびり過ごす。会場はほぼ満席で、ありがたいことでした。ラヴクラフトに献杯した後、トークイベントは朱鷺田さんの「100年前のラヴクラフト」という企画(宛名書きのバイトをしていたらしい。そしてへこたれてやめたらしい)。その後、トーク本編でありました。2部構成で前半は森瀬さんが作ってきた年表に沿って、戦前から現代までのホラーの流れをクトゥルー神話の受容を合わせて語る。森瀬さんの語りに、時々私がはさまるという流れで、例によって乱歩とかオカルトブームとか、日本のホラーについてお話ししました。

で10分ほど休憩。この時点で1時間半ほど経過している。ご挨拶にきてくれた方にサインしたり、おなじみのお客さんに挨拶に行ったり。平凡社の担当さんも来てくださっていて、ありがたいことでした。心強かったー。YAZIRIさんという方から写真のような立派な絵をいただく。かっこいい。下の枠組は五稜郭だそうで、とっても感激しました。Xで繋がっているねこたろうさんからは、マンドラゴラの瓶詰めの剥製をいただきました。




さて後半はもうちょっと現代ホラーに寄った話で、今のホラーにクトゥルー神話成分は濃いのか、薄いのかみたいな話を。これはなかなかに難しい問題で、クトゥルー神話が当たり前に受け入れられる時代になったがゆえに、あえてクトゥルー神話をやっている人は少なくて、それに類したものをそれぞれが作り上げているという感じがします。気配というか、気分というか、そういうのはクトゥルー寄りなんだよね。その例として『墜ちた儀式の記録』などを紹介。『リミナルスペース』も現物を見せながら、こういうのが世界的に流行っているんだよーとお話ししました。クトゥルー・ミュトス・ファイルズはなかなかレーベルとしてはうまくいかず、惜しかったですね、という話も。このあたり盛り上がった気がします。

Q&Aコーナー、ラヴクラフトビールなどが当たるくじ引きタイムを経て(『日本ホラー小説史』を当てた方はこれが3冊目だという。ありがたいことだ)3時半くらいにすべて終了。実に3時間のロングなイベントでありました。皆さまお付き合いありがとうございました。その後、懇親会。仕事あるし帰ろうかなあと思っていたけど、せっかく楽しい日なので参加する。近くの居酒屋で。外見はインドネパール料理店、でもメニューは普通の居酒屋っぽくもあるというミステリアスなお店。初めての方ともそうでない方ともお話ができて嬉しかったです。お向かいがずっと絵を見ている山田剛毅さんで、ホラー映画のことなど色々。森瀬さんはクマを食べた話をされていた。あとはイギリスの幽霊譚のこととか、SFマガジンに書いた現代ホラー論のこととか、北海道は道が広くて車がよく落ちるという話とか。

終わったら7時前。バスに乗って帰宅したら車酔いしたので、駅前にあった丸亀製麺で休憩。うどん食べて帰る。WBCは観られなかったが、家族によると熱戦で面白かったらしい。しかし準々決勝で敗退。


2026年3月13日金曜日

怪老人日乗:3月13日(金)

 世の中には直木賞がある、ノーベル賞がある、ならば「赤ちゃん賞」があってもいいのではないだろうか。駄目だろうか。その年で一番赤ちゃんっぽい人に授ける賞である。優勝はおそらく赤ちゃんだろう。バブーバブーと泣くのである。北海道弁でいうなら泣かさるのである。

というわけで昨日今日の日記を書く。よく老化するとわけの分からないことを言ったりするというが、私は一年中ずっとわけの分からないことを言っているから、判別がつかないね。急にまともなことを言い出したら危険な兆候、危険な情事、危険なジョージ秋山である。ええとだね、昨日は終日原稿書き。何もなかったので捗るはずだったのだが、案外そうでもなく。妙に身体が疲れていた。歌舞伎町にあてられてしまったのかもしれない。で夜までもやもやと原稿やる。

今日は午後に取材一本、zoomなので気が楽だ。午前中はゲラの読み返し&質問項目の整理。インタビューというのはどれだけうまい角度から質問を投げられるか、そこに結構比重がかかっていることがあり(そうでない場合もある。ケースバイケース)質問をあれこれ考えておくべきなのだ。ゲラにメモを書き込みながら準備していたら昼になり、スーパーに出てお昼を買う。またまた焼きそばである。野菜も取れて、早く食べれて、お湯も沸かさなくていいしで昔から忙しい時はこればっかなのだ。京都に住んでいた頃は焼きそばを食べ過ぎて、幽霊の声を聞いたことがあった。

取材無事に終わり、そこからまた原稿書き続き。何本か今週後半で送るつもりだったが、まだまとまってない。今日には1本、明日にも1本送らないと。取材の依頼が2本。インタビュアーとしては私はもうロートルというか、そろそろおじいさんの方だと思うのだが、まだ依頼してくださる方がいてありがたし。ライターって身軽な方がやっぱり頼まれやすいと思うのよね。へらへらしてよう。へらへら。えへらえへら。僕は身軽な人間です。

さて、ポストを開けたら倉野憲比古さんの新著『ナッハツェーラーの城』(中央公論新社)が届いていた。ばばーん。むちゃくちゃかっこいい。ネットで書影は見ていましたが、現物はいっそう黒く、禍々しいですね。この作品、非常に面白いミステリなのですが、私は複雑な気持ちで読まざるを得ないというか、どういうことかというと竹本健治『ウロボロスの偽書』の登場人物になった人の気持ちといいましょうか(笑)。読んでいただけると疑問が氷解するかと思います。最近本も高くてなかなかハードカバーの単行本を買うにも勇気がいりますが、これは変なミステリ、奇怪で不気味なミステリが好きな方なら読んで損はない作品ですので、おすすめいたします。



2026年3月12日木曜日

怪老人日乗:3月12日(木)

もっくもくの木曜日である。煙が出てすごい。鼻から口から。それが煙突マンの仕事なのだ。というわけで今日は仕事である。一日中わわわと原稿を書いて夜まで過ごす予定。しかしなあ、外出した日の翌日はどうにも気分が落ち着かない。外出した時の気分をそのまま引きずってしまってなかなか原稿書きという精神集中を要する作業に戻ってこられないのだ。最近はイベントなどが多いので、気分の切り替えをうまくやらないといけないですね。

というわけで昨日のお話。昨日は朝から身繕いして外出。飯田橋で某月刊誌の作業を済ませて、そのまま外で原稿書き。好書好日のインタビュー記事をまとめて確認出しまで進める。ぜいぜい。お昼はなか卯で親子丼を食べて、いまだに450円なのに驚く。今どき500円でご飯を食べられるところは少ない。まして高価な卵を使っているのだ。がんばれなか卯。その近くのコーヒー屋に立ち寄って夜まで原稿書き。今度は某ホラー新刊の書評の下書き作り。筆箱忘れて、手書きでメモが取れないのが失敗であった。携帯メモだとどうにもなあ。最近の研究によると(ってすごく曖昧な言い方だが)手書きでやった方が脳が動くという研究結果もあるそうで、やっぱりそうだろうなあと経験的には思いますね。同じようでも違う作業だよな、画面で見るのとは。

で夜6時前に久しぶりに新宿へ。混乱の巷である歌舞伎町を抜けて新宿ロフトプラスワン。平日なのに若者がたくさんいるなあ。平山夢明さんとギンティ小林さん、松原タニシさんのトークイベントを鑑賞する。イベントって鑑賞?観覧?分からないけど、とにかく見せてもらったのである。楽屋にご挨拶に行くと春日武彦さんもおられて、出演者の皆さんとすこしおしゃべり。平山さんは「運ちゃん、あんこ好きなんだろ?どら焼き食べな」とどら焼きをくれました。だらだらしゃべっている姿がなぜか撮影されたので、どこかに出るかもしれないです。ギンティさんは間違って渋谷のロフトに向かったそうで、ぎりぎりになって登場。

トークは前半が平山さん主導の心霊スポットに関するあれこれ、休憩挟んで後半はギンティさんとタニシさん秘蔵の怪奇写真&動画の公開という感じ。お三方とも命を削ってあちこち危険な場所に行かれているので、面白トークの厚みが違うというか、他の追随を許さないという感じでありました。昨日ご本人にも伝えたんですが私は松原タニシさんの『恐い旅』という本が好きで、それは『恐い間取り』で世に出たタニシさんがひたすら全国の心霊スポットに行きまくるという本で、一読その行動力に圧倒され、タニシさんがこれだけがんばってるんだから、私もがんばんなきゃ、と当時思ったんですね。まああんまり頑張れてないんですけども。

そんなわけで大好きな3人のトークを見て、ニコニコタイムなのでありました。会場の皆さんも楽しんでいた様子。来場者からの質問で「受験が終わって暇なのですが、どうしたらいいでしょう」というのがあり、平山さんが「静岡まで歩いたらいんじゃね?」と言っていたのがらしくて実によかったです。春日先生とは席が隣だったので、いろいろお話しできたのがよかった。近々新刊が出る倉野憲比古さんの話をしたり、「蛙坂須美さんって何者なの?」と質問されたり。「いろいろ詳しい怪談の人です」と。

皆さまにご挨拶してさっと帰ろうと思っていたのだが、春日先生も行くというので打ち上げまで参加。於ロフトすぐそばの居酒屋。ギンティさんと初めてきちんとあれこれお話しする。といっても『新耳袋殴り込み』でずっと見ていたギンティさんなので、初めての感じがしない。ギンティさんを含む殴り込みGメンの皆さんとは、『殴り込み劇場版』の舞台挨拶の際に渋谷の映画館に出かけて、路上で一緒に写真を撮ってもらったことがあるのだ。ギンティさんは歯が欠けているそうで、ずっと口を隠しておられるのが微笑ましかった。楽しい時間はアッという間で終電で帰宅。お風呂入ってうとうとしていたら2時半になってた。あわてて頭洗って寝る。

そうそう、確定申告は火曜日の夜に無事終わり、あとは原稿書きをするのみとなった。しかしそろそろウィンドウズ11搭載のPCを購入しないとまずいのだろうなあ。またLenovoを買おう。昨日ギンティ小林さんもThinkPadを使っているのを見て、なんとなく嬉しかったのでした。



2026年3月10日火曜日

怪老人日乗:3月10日(火)

くわっくわっくわ。ところでこのブログはGoogleで貸し出しているbloggerというサービスなんですが、利用者は何人くらいいるんでしょうね。昔はもうちょっといた気もするけど、そもそもブログを書く人も読む人も少なくなって、あっはっはのおっほっほ節である。まるで意味が分からないが……。脳が割れそうだ……左右に……。

ええとですね、今日はアッという間に火曜日であります。明日は夜予定があるのでそれまでに原稿をせっせと進めないといけない。昨日は2つやる。なんとかかんとか送って夕方、朝4時から働いていたので異様に疲れてしまって(座り方がよくなくて全身に負担がきた)早くに寝てしまう。お風呂では山田正紀『サイコトパス』読み返していた。好きな小説なのだ。

今日は朝からテープ起こしやゲラ読みなど。ネットを覗いていたら菊地秀行さんが『日本ホラー小説史』をブログで誉めてくださっていて、とても嬉しかった。菊地さんはなんとかいう空手家の影響で腕立て伏せをされているそうで、わたしはその真似をして腕立て伏せをこのところ毎日やっている。腕立て伏せの輪が世界に広がっているのです。あなたもやりましょう。

さて、お昼食べてさらに仕事だ。午後は気を抜くとあっちゅうまなのですよね。だっちゅうの、という決め台詞の芸能人がいたけれども、あっちゅうま、という決め台詞の宇宙人もいたということである。その言葉を聞いた人は、鼓膜が6枚に増えるらしい。


2026年3月8日日曜日

怪老人日乗:3月8日(日)

ぴよ~。もう8日じゃないか。ぴよ~。というわけで月日の経つのの早さに驚く。だって2月のうちにいろいろ終わらせるつもりで、全然終わってないからね。確定申告もなんだか曖昧に放置していてもう3月だ。今年も還付金が入るのが5月になるだろう。

さてそんなわけで今日は基本的には仕事をしていたのであるが、家族がいるとそこまで非常のライセンスで部屋にこもっているわけにもいかないので、まあ多少は子と遊んだりもしますわね。ドラえもんの人生ゲームをやる。私はしずちゃんを操る。行け!しずちゃん!富豪になれ!

あとは子どもと昨日『マトリックス』を見た。1999年の公開時には初日に京都の映画館に観に行って、混んでいて席が最前列で、目がチカチカしてよく分からなかった思い出。四半世紀ぶりに見たけど、まあやっぱり面白いのであった。というか当時より面白く見たかも。今日は『マトリックス リローデッド』子どもが見ているのを横でちらちら覗く。こっちも劇場で見ているはずだが、妙にフェティッシュな感じのクラブ(ギンギンにエナメルで着飾った人たちが出てくる)しか覚えていない。昔はアクションに興味がなかったのだ。

急ぎの仕事多いので、紙に書き出してキャラクター化。昨日1匹やっつけたけど、あと12体くらいはいる。今日で2匹くらいやっつけたいところ。午後までやってうーんむと唸り、散歩に出る。紅茶とコーヒー豆を買いにお店を2つまわる。どっちも高くなってるが、特にコーヒーの値上がりがとんでもない。その他の食材も軒並みアッと驚く高さで、みんな何を食べているんでしょうか。本を書いたり売ったりするのもなんだか一層難しいことになりそうだ。

いつもなら食後お風呂に入るのだが、お風呂に入ると精神のピリッとしたところが失われ、たちまち「どうでもいいJ」という気分になるので、今夜はあとまわし。日記を付けたらまた仕事をする。バブーバブー。イクラちゃんの声優さんが亡くなったとそうだが、カオリちゃんも同じ声だったのね。今日のサザエさんを見ていて気づきました。

昨日のブログのアクセスは17人ほど。多いのか少ないのか……。ネットは広大だがや。

2026年3月7日土曜日

怪老人日乗:3月7日(土)

どどどどどどど。土曜日である。今は午前1時。さっきまでお風呂で寝てしまっていた。というわけで金曜日を回想する………………。

ええとですね、最近はいろいろ締め切りが入ってきて、結構忙しいような感じの気持ちです。なぜそんなふわっとした言い方をしているかといえば、現実を直視すると時間が足りないのが露わになるわけで、そうならないようにふわりふわりと綿菓子の上を歩くような言葉使いを続けますが、あれやこれやと必要な作業が多いような気もし、そうでもないような心持ちもして、アッと驚いたと思うとその人は白い骨になったという。最近読んだ本で、何かあったな。人がアッという間に骨になるやつ。あ、あれだ。久永実木彦さんの短編「黒い安息の日々」だ。

さて今日は朝から仕事である。朝5時に起きて原稿書き、佳境に入った「ばけばけ」を見てからさらに仕事をして、昼前に家を出る。13時からホラーワールド取材、もうこの連載も8年くらいやってることになる。いい取材でありました。15時に飯田橋を出て、そこからなんだ、帰宅したのだった。疲れたのでYouTubeでモキュメンタリーホラーなどを30分ばか見る。南部せんべいも食べる。南部せんべいは直視したくないのだが、結構カロリーが高いのであった。おほほのほ。

お夕飯さっと食べて19時からオンライン取材、のはずだったが人がなかなか集まらず、一旦散会してWBCを眺めていたら20時から再開とのこと。そのときは近所のスーパーにいたのだが、慌てて帰って20時に間に合う。WBCは13対0というすごい点差で日本が勝った。水道橋あたりには踊って踊ってお堀に落ちる男もいることだろうし、屋台に突っ込む女もいるだろう。怪奇世界。

でオンライン取材が21時すぎまでありまして、こちらもいい取材だったのですが、2つ続けてやるとさすがに疲れてちょっとだらだら。仕事もあったけれども続ける気力なしで、お風呂に入ったというわけ。お風呂では町田康のエッセイ、というか文学遍歴を語った本を読む。

2026年3月5日木曜日

怪老人日乗:3月5日(木)

もっくもくの木曜日である。今朝のテレビを見ていたら「ホッピング」が取り上げられていて、知らなかったのだがホッピングは1950年代と80年代の2度、ブームになっているらしい。私はもろに後者にぶち当たっているので、そうか、自分がホッピング好きなのはそのせいかあ、と思ったのでした(ワニ絵でも描いている)。しかしホッピングほど無意味な遊びはなくて、ただただ飛び跳ねるだけ、移動もしなければ勝ち負けもないというのが私の趣味には合っていて、今でもやりたいし流行れと思っているのだった。無意味なものはもっと流行れ。

ええとですね、それから昨日は確定申告である。マンガ家や作家などフリーランスの人がこの時期確定申告の話をよくするので「またこの話題か」と思われるかもしれないが、まあ愚痴りたくもなるくらい大変で面倒なのである。帳簿をつけないといけない。それに基づいて申告書を作成しないといけない。いや面倒ならやらないでもいいのだが、原稿料はそもそもごっそり税金をあらかじめ抜いて振り込まれるので、申請しないといろいろな控除を本来受けられるべきところにも税金がかかってしまい、普通より多く支払うことになるのだ。それを正式な金額に確定するのが確定申告で、やらないと基本損することが多いのである。

で昨日は半日かけてそれをやったんだけど、計算がうまくあわず、うーんと思っていたうえにWindows11じゃないと申請できないこともわかりまして、どうもうこうもない、と思ってやめたのでした。ずっと画面を見ていたので疲れて、リン・カーター『トールキンの世界』をお風呂で読み返してから寝る。

して今日は5日、気づけば3月もあと25日である。いろいろな締め切りがどどっと来るのでおそろしいこともあり、きちんきちんと進めていかないといけない。3月4月はイベント出演も続くしなあ。4月なんて3週連続でトークイベントがあるのだ。東京、大阪、東京だけど私の顔をそんなに見たら赤ん坊になりますよ。仕事はインタビューとか書評とか文庫解説とかまあいつもの感じに加えて、1冊ブックライティングの作業もあり、私は書くのがのろまだからそっちもがんばらないとまずいのであった。

てなわけで今日は仕事デイ。天気がいいのでバイクで遠乗りでもしたいけど、昨日スンスンのコラボメニューを食べにスシローに行ってきたので今日は外出はなし。せめて2つくらい仕事を終わらせよう。明日はインタビューが2連続で入っていて、まあまあせわしない。

今聴いている音楽。ミック・ロンソン『プレイ・ドント・ウォーリー』。ミック・ロンソンというのは1970年代にデヴィッド・ボウイのバンドで演奏していたギタリストで、その後モット・ザ・フープルに短期間加わった後、ソロになって活動、早くに亡くなっている。ミック・ロンソンの本領が発揮されているのが1970年代に出た2枚のソロアルバムで、ここではミック自身が演奏しつつ歌っているのだが、これがすばらしい。ロックのやかましさと儚さがぎゅっと詰まっていて、メランコリーでもの悲しい。吉井和哉がミック・ロンソンの大ファンで、その推薦もあってかつてMSIからCDが発売され、私が持っているのもその盤です。ミック・ロンソンについては『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』というドキュメンタリー映画も作られている。

私は音楽ではやっぱりTレックスが一番好きだと思うのだが、1970年代のボウイの世界、それを支えたミック・ロンソンも同じくらい好きで、結局このあたりを20年も30年もずっと聴いている。



2026年3月3日火曜日

怪老人日乗:3月3日(火)

ええと今日は火曜日か。なんというか火曜日っぽいことがしたいというわけで、あぶらとり紙を顔中に貼りつけて歩いている。紙地蔵というあだ名をつけられて、東京村のみんなに笑われている。「そんな日もあるさ」と肩を叩かれて振り向いたけど、そこには誰もおらず、茫漠たる野原が広がっているだけであった。合掌。




というわけでですね、昨日は何をしていたかなあ。ついこういう小話を書いちゃいますけど、それは書くことが思い出せないからで、その間にさらりさらりと海馬のあたりを探っているわけである。おほほの介。昨日はあれだろう、月曜日だろう。知っているんだ、おれは。ええと月曜日で特にどこかに行く用事もなかった。そうだそうだ、駅前のSというマーケットに行っただけである。Sというのは「西友」だ。Yというのは「ヨーカドー」である。Sでは100円ショップを覗いたが、何を買いに来たのだったか、よく分からないまま漫然と帰宅。

それ以外はだいたい家で仕事をしていたのである。3月になってああ、気づいたら締め切りがいっぱいあるじゃないかあ。今週のうちにテキパキ3つくらい送っておかないとヤバイ地蔵になる。土日出かけて疲れた余波もあり、なんだかぼんやりしがちであったけれども、そんな中グリグリと数字を打ち込んで確定申告3分の2終わり。あとは控除関係を入れたら終わりだ。控除関係も毎年よく分からなくて、医療保険とかあれこれの書類を見ながら数字を打ち込むのだが、バブーバブーと赤子のように逃げたくなるのだった。でも控除が大事で、そこをちゃんとやるかどうかで納税額が変わってくるのです。

合間に『放送局に届いたある映像』をYouTubeでちょいちょい見る。新しいモキュメンタリーホラーである。今のところオーソドックスなファンドフッテージもので、ここからどう展開していくのかしら。しかし「VHSは不気味」というイメージって、ずっと続いているよなあ。考えてみると現代のモキュメンタリーホラーも、『リング』の子ということになるわけだ。先日のトークイベントでも話したが、『リング』の影響というのはとにかくでかい。

リアルサウンドに若林踏さんとの対談記事が掲載されました。最近、ストロボがまぶしいのでサングラスでございます。まあ藤子Aが好きだからサングラス歓迎なのですが。