どどーんと土曜がやってきた。あんたの家、今頃なめくじに襲われているぜ……。そんなわけでですね、今日も元気にくるっと顔の皮を剥いでいきたいと思う。するとどくろが見える。どくろだけは見せてはいけない。親にも、孫にも、恋人にも、どくろだけは……。
というわけでですね、日記っぽいことを書いてみたい。ところで誰か怪老人日乗をまとめて本にしてくれないだろうか。ダ・ヴィンチで連載でもいいよ。もっと世の中の人がこれを読んで、変な気持ちになればいいと思う。変な気持ちになったら、車の運転をしていても、ハンドルがぐらぐら揺れて、飛び出してきた鹿に喰われると思う。おっかないねえ。
そういうわけで日記を書きますが、ええと昨日はですね、その前だ、一昨日はですね、お招きあって映画の試写『この本を盗む者は』をKADOKAWAで見せてもらう。そのまま仕事して帰るつもりだったがパソコンなど一式持つのを忘れて、とんぼ帰り。電車賃をかけて何しにきたんじゃ。帰宅して原稿書きなど。夜は寒いからおでんだった。好書好日の原稿書いて、仕上げておくる。ホラー時評を書くのはかなり久しぶりで3000文字くらいになってしまった。取り上げた本も4~5冊といつもより多い。この夏出ているホラー、全然紹介できていないのである。そもそもホラー時評を定期的に書いているのは私の他、東雅夫氏、笹川吉晴氏だけで、もうちょっとホラーの時評が増えてもいいのにね。これだけ作品が出ているんだから、定期的な書評・時評コーナーがいろんな雑誌にできてもよいと思う。
それで金曜日。夜中から原稿書き。対談記事仕上げて送る。そこから仕事でまた飯田橋のKADOKAWAへ。某月刊誌の作業をする。終わったら昼過ぎ。お昼は外で食べようと思ったけど、朝の2時から働いているので疲れてきて帰宅。お蕎麦をゆでてて食べる。もう1本原稿書きがあったのだが、徹夜に近くてへろへろ。ちょっと仮眠ぐセンチュリー。最近またオーディブルに入ったので横溝正史聴きながら寝る。頭ぼんやりしつつも活動再開、そうこうしてたらお夕飯の時間。おでん続き、焼き鳥買ってきてプラスする。おでんっていろいろなものを食べる割に、肉っけがないですよね。ちなみに好きなおでんの具はじゃがいもである。くたびれで原稿途中なれど寝てしまった。なんというか書き下ろしが終わって、ふっつり緊張の糸が切れた感じである。
で今日。寒いですね。夏にも書いたけど、私は暑い寒いという話題を書くのが好きではないのである。けど今日は寒いですねえと言ってしまうぞ。朝から小学校へ行き、児童が作った美術作品を鑑賞する。ひとり「富士山の根元に星が埋まっていて、それで富士山は火山になったのだ」という絵物語を書いている子がいて、すげえ伝奇的な発想だと思いました。ガムテープがなかったのでホームセンターで買って帰宅。ホームセンターとかドラッグストアにいくと、いろんなものが売っていて、それがどれも自分と若干は関係しているから楽しい。デパートなどよりも身近なワクワク感である。デパートに行ってもそこに売っている洋服を一時に何枚も買うわけにはいかないので、どうしても厳選する、試着する、みたいなワンクッションがあるわけだが、ホームセンターのすごそうな洗剤とかなんだか分からないネジとかペンキとかは、そういうのがなくてさらっと買えるからいいよね。帰宅して仕事。電気ひざかけを出してきた。
悪魔の……毒々……おばあちゃん……。

0 件のコメント:
コメントを投稿