じゃじゃじゃじゃーん、とベートーベンの曲に乗って現れましたが、さて、皆さまはお変わりないでしょうか。なんというのか、鬼火の季節ですねえ。梨が美味しい季節ですねえ。鬼火の季節ですねえ。
というわけで超久しぶりに日記をつける。この1か月の記憶があまりない。仕事をしていた延々していた。それだけである。遊びには行ったかなあ、一回だけ神戸から友人が上京してきて食事をしたけど、そんなものじゃないでしょうか。家族でどっか出かけた記憶もなし。土日はひたすら籠もって作業していました。いろいろ10月には終わるつもりだった書き下ろし、まだ終わっておらず、それにつれて発売日もずりずりと地虫のようにずれておりましたが、今度こそやっと手離れしそうなので、ほっと一息ついて日記を書いているところである。しかしまだ作業がすべて終わったわけではないし、書き下ろしで停滞していた他の原稿を、怒濤の速度でやらないと心臓がもげるので(皆さんのね)まあまだしばらくは大変である。アンソロジーの仕事も2冊あるのだが、そっちも手つかずだ。
まあ書き下ろしの方は、面白いものになっているのではないでしょうか。疲れましたよ、書いてて。スティーヴン・キング絶賛!という帯をつけて売ってほしいくらいですよ。南無阿弥陀。
ええとですね、それとなんだ、何かを書こうとしていたな。X見ていたら忘れたので、また書き下ろしの話を書きますが、資料をたくさん使ったので部屋にびっしり本を積んでですね、作業机にもずらりと並べて、廊下にも溢れ出して大変でしたね。山ごもりでもすれば仕事が捗るんでしょうが、資料がこんなに必要では無理。図書館にもだいぶ助けられました。しかし買った本も多かったし、まあお金はかかったわね。ただ前にもイベントで言いましたが、同時代に黒史郎さんという資料収集の鬼みたいな方がいて、「黒さんなら買うだろうなあ」と思うことで躊躇なく資料を注文できたのはありがたいことでした。黒さん、ありがとう!
仕事の告知。高野和明『踏切の幽霊』(文春文庫)の解説を執筆しました。絶賛発売中です。佐々木譲『闇の聖域』(角川文庫)の解説も執筆しています。こちらは絶賛11月25日発売予定。


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