昨日はといえば、歯医者で抜糸。黒い糸がチクチクと抜けていくので微妙に痛い。微痛というやつだ(そんな言葉があるかどうかは知らないが)。ほっとして一息、しかし昨日も書いたとおりで古本屋に行くくらいしか幸せの表現方法がないのだった。
というわけで歯医者から一駅歩き、国分寺駅南口のブックセンターいとうへ。国分寺に住んでいる頃はそこまで通わなかったけど、あらためて行ってみると微妙に古い文庫が多くて(たとえば田中光二の冒険小説がずらりと並んでいる)重宝する店なのだった。
昨日は4冊。梶尾真治、若竹七海、竹河聖、篠田節子の持ってないやつを買う。歯医者はまだしばらく続くから、そのうちこの店のホラーを漁り尽くしてしまいそうだな。ずっしり荷が重くなって、パソコンも持っているし、山歩きするおじいさんにでもなった気がしたが、私の旅は始まったばかりである。
ついでに歪んだめがねを調整して行こう、と駅ビルにある買ったお店に預けたら、「ヒーターであっためたらフレームが折れました。へっへっへ」とショックなことを告げられる。見るとポッキリ折れている。「セロテープで補強しておきますね-」と言われて、さすがにムッとしたので心中でバッサリ辻斬りしつつ、急ぐのでそのまま黄昏のセロテープおじさんと化して都心へ。一生許さぬ。
飯田橋のスタバでひーひー言いながら2021年経費の打ち込み。そこからほど近いK社に移動し、某月刊誌編集作業を終えて帰宅した後は、ぜーぜー言いながら収入と源泉徴収額の打ち込み。深夜までかかって決算書を作成し、申告書作りは奥さまにバトンタッチ。この行程になると扶養控除だの生命保険の控除だと難しい領域にさしかかるので(足し算や文字を書くのが苦手だし)奥さまに頼んでいるのだ。深夜1時前、やっと完成。ほっ。
まあこんなことになるなら早めに作っておけよ、という理屈は分かるのだが、こんな無為で面倒なこと、期限前日にでもならないとやる気が起きないですよ。分かってくださいよ、旦那。せわしない一日で珍しく眠りが浅く、何度か目が覚めた。熟睡王子と呼ばれた私がこんなふうになるのは珍しいことである。
んで。今日、申告書一式持参して東村山税務署まで。乗り換えでよく利用する西武新宿線の要衝だが、降りるのは初めてだ。駅前ロータリーに大きなたばこ屋さんがあり、贈答品にどうぞ、と看板が出ている。東村山といえばで志村けんの像も立っている。和服姿だけどバカ殿メイクではないのだな。
で。所得税の確定申告は滞りなく済んだのだが、昨年引っ越した関係で発生する別の申告がややこしく、必要書類もいくつか足りないということで、取りに戻ることになった。がっくり。申告は今日の夕方までである。急いで帰宅し、必要書類をファイルケースから探し出す。で再度税務署へ。一度目は電車だったが二度目は自転車で。電動アシストに乗っていけばむしろ電車よりも早い。
持参した必要書類を出し、さらに判明した別の必要書類を後日郵送する手続きをして、やっとやっと確定申告がすべて終了。どっと疲弊して、なぜか行きずりのコンビニでリアルゴールドを飲んでしまったよ。
こういう具合に疲れたときはミスドだろう。コーヒーとドーナッツでささやかな打ち上げしつつ、差し迫ったブックガイドの下書き。必要あって『帝都物語』1巻を再読しているが、やっぱ面白いやねえ。生意気だった昔よりも、今のほうがむしろ楽しめる。今ならこれNetflixで作れるんじゃないだろうか。ちなみに自分がNetflixのプロデューサーだったなら、山田正紀の『機神兵団』と『サイコトパス』をドラマ化する。『ナース』も韓国の監督に撮ってもらおう。
今日届いた本は一冊。和田はつ子『密通』(角川ホラー文庫)。先にあげた『ホラーナビ2000』で紹介されていた本。和田はつ子といえばサイコサスペンスブームの立役者で、それ系はあまり読んでいないのだが、ガイドの紹介記事によるとこれはひと味違うという。ちなみに隣駅にある公立図書館、文芸書のラインナップが絶妙であり、友成純一、樋口昭雄、竹河聖、田中文雄、森真沙子なんかの今となってはレアなノベルスが、普通に開架に並んでいるのだった。『放射能獣-X』今度借りよう。
昨日はブックセンターいとうで買った本を含め、古本7冊。ネット古本では井上雅彦『ハイドラの弔鐘』など届く。この本リアルタイムでは見た覚えがないなあ。ちなみに今、わが仕事部屋はこんな感じ。早く片付けて人間になりたい!
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